第154話 台風への備えで
台風が近づいている
今年の台風は強いと言う事で、家に浸水しないよう、隙間が無いようにしているところだ
雨戸を木の板で覆って、窓もガムテープで目張りして封鎖し、板で塞ぐ
家内にも手伝ってもらってもうどこにも隙間が無くなった事を調べたころ、風が強くなってきた
「よし、これだけやれば大丈夫だろう。そろそろ中へ入ろう」
「そうね、もう隙間なんて無いものね」
私たちは、真っ黒な雲を見つつ家に入ろうと玄関に向かう
玄関は、ぎっしりとガムテープで封鎖され、板張りし、土のうまで積んであった
私たちは、どうやって家に入ろうか、途方に暮れていた
すると、家の中から窓を叩く音がする
見ると、いつから入り込んでいたのか、知らない男が居た
後日、強盗殺人で指名手配されていた事が分かった
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