第104話 予言

俺は占いなんて信じていない




俺は占いが外れることを皆に示すために、有名な占い師に占ってもらった




「あなたは、近いうちに落下物によって死にます」




それから数日間、絶対に落下物によって死なないように、安全ヘルメットをかぶり、工事現場を避け、建物内に入らないようにした




「一応、念のため・・・」




ワシが落とした亀によって死んだ人もいるみたいなので、防弾ガラスの箱まで用意した




「近いうちっていつかは分からないが、そろそろいいだろう」




俺はそう思い、明日になれば知人に占いは外れたと言うつもりだった




今日の夜は流星群が見られるらしい

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