第83話 キャンプ場で

キャンプ場で、一人キャンプをしていた




一人キャンプは気楽で、他人に気を使うことなくゆっくりすることができる




食料は、レトルトだが、それもキャンプで食うとものすごくうまい




寝袋に入り、そろそろ寝るかと思っていると、じゃり、じゃり、と誰か歩いてくる音が聞こえる




ここは川に近いので、たまにトイレに行くのが面倒なやつが用を足しに来ることはある




じゃり、じゃり、と俺のテントの周りを歩き始めた




まさか、物取りか?




昼間、一人だということを確認してから、夜に襲いに来たのだろうか




俺は、寝袋から頭だけを出して、恐怖に耐えた




すると、足音が聞こえなくなった




だが、まだ人の気配がする




すると、「んーーーーっ」とテントに顔を押し付けてきた




「ぎゃーっ」




俺はびっくりして悲鳴を上げた




すると、顔を押し付けるのを止めて去っていったようだ




「ふぅ、びっくりした」




俺は一応、管理者にこの出来事を伝えようとテントを出ようとしたら




「んーーーーっ」




今度は、顔の皮がめくれた人が居た

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