第63話 コンビニワープ
コンビニワープ
車が交差点などにあるコンビニ・他施設などの駐車場を通って赤信号をやり過ごす行為
「ちっ、いつもこの信号長いんだよな!」
俺はイライラしながら信号待ちをする
やっと青になった信号を、アクセルを全開にして突っ切る
しかし、次の信号がまた赤になりそうだ
「こっちは急いでるんだよ!」
俺は左側にコンビニを見つけると、そこの駐車場を通って左折しようとした
しかし、ノンブレーキで駐車場に入った時、急に小学生らしき影が飛び出してきた
「危ない!」
俺はブレーキを踏み、ハンドルを右に切る
ドンッ
何かにぶつかる音がしたが、周りの誰も騒いでいないため、そのまま突っ切って逃げた
次の日の新聞にも、事故のニュースは乗ってないし、車に傷も無かった
「ぎりぎり回避できていたのか?」
俺は都合のいいように考えていた
俺は県外にドライブに出かけ、昨日と同じように赤信号に引っ掛かってイライラしていた
次の信号は青だったが、その次は赤になりそうだ
角にコンビニを見つけると、アクセルを踏み込む
すると、車のかげから急に小学生が飛び出してきた
ドンッ
小学生の男の子は、衝撃で吹き飛び、コンビニのガラスを突き破っていった
「はっ!はぁ、はぁ。夢か」
俺は激しい動機を収めるために、水を飲んだ
ヤフーニュースを見ると、数年前にコンビニの駐車場で俺が夢に見た様な事故が起きていたらしいことが分かった
危険な運転をした俺に注意をうながしてくれたのだろうか
「違うよ」
俺は、血だらけの小学生の顔を見て気を失っていたらしい
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