第60話 ユキEND
「カスミちゃん?」
私は意識がはっきりしてくると、周りを見渡す
トイレで気絶していたようだ
うぅ、汚い床に手をついちゃった・・・
私は「ちょっと待ってて」と洗面所の蛇口を捻って手を洗おうとする
水道は止めてあるらしく、水は出ない。残念だ
「バンッ」
目の前の鏡に、血だらけの男性が映っている
「きゃーっ」
私はカスミちゃんを突き飛ばして、トイレの外に出る
すぐ側の階段を慌てて降りると、足を滑らせた
頭から落ちた私は、段々と意識が遠のいていくのが分かった
そして、目の前には白骨死体が私と同じように横たわっていた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます