第26話 林間学校で
こんにちは、山内花林です。
友達のお兄さんの話です
林間学校で山の中にある宿泊施設に泊まった時の話だそうです
3~4人のグループで活動している時の事
いつも学校であまり活発じゃない男の子が居たそうです
みんなが食事の準備をするために、薪を集めたりしているときも、木の陰でこそこそと何かしていたようです
グループ内でもちょっとやんちゃな男の子が、注意をしたそうです
「お前も手伝えよ!」と無理やり手を引っ張ったときに男の子はこけてひざを擦りむいたそうです
その一件もあり、少し空気が悪くなったまま夜になりました
男の子達は枕投げや、トランプなどをして遊んでいたそうです
ただ、ひざを怪我した男の子は、一人でランプの側にいたそうです
寝る時間になり、それぞれ布団にもぐって寝たそうです
朝になったとき、「うぎゃー」とちょっとやんちゃな男の子の声がしたそうです
その子の布団を見ると、蛾や、ちぎられたバッタや虫などの死骸が散らばっていたそうです
活発ではない男の子の仕業だとみんな問い詰めましたが、違うと言います
証拠も無いため、そのまま死骸を片付けて終わったみたいですが
男の子たちは、絶対にあいつがランプの光に寄ってきた虫を集めたのだと思っているそうです
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