第13話 七不思議5,6

こんにちは、山内花林です。





五つ目です





私の学校の購買部の横の階段は、不思議な現象が起きるそうです





1階と2階の階段は、12段で踊り場、もう12段で2階になるのですが、その1階から踊り場の間の4段目に物を置くと、5段目に移動しているそうです





発見したのは、掃除をしていた男の子が、ちりとりを4段目に置いて掃除をし、使おうと手を伸ばした時に、1段ずれていたからだそうです





最初は気のせいかと思っていたそうですが、靴を置いて試してみると、見ていない間にいつの間にか5段目に移動するそうです





決して見ている間は移動しないそうです





私はそれよりも、その踊り場にある大きな鏡のほうが気になります





夕方、その鏡に向かって走ってぶつかると、反対側の階段に出るそうですが、危ないため試す人がいないのです





六つ目





走る二宮金次郎





夜、グラウンドを二宮金次郎が走るそうです





実際に走っている姿を見た人もいないし、足跡も残っていないため、それが本当かどうかはわかりません

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