転生したけど俺YOEEE
かかか
第0話
アンタ!!いつになったら働くつもりなの?」
「そのうちだよ、そのうち!俺の能力をフルに活かせる仕事がしたいって言ってんだろ!!」
「フン、お前の能力を活かせる仕事だ?そんなものがあるなら教えて欲しいものだな。ちょっとは弟を見習ったらどうなんだ?」
「兄貴さ、頼むから外で俺のこと弟だとか言わないでくれよな、お前みたいなのが兄貴とか恥ずかしくてバレたくねえから、言う相手がいんのかは知らねーけど」
「………」
ガタ!!
俺は思い切り立ち上がって家を出た。
「クソ!揃いも揃って言いたい放題言いやがって!!それが子供にかける言葉かよ…」
空に浮かぶ月を眺めながら男は呟いた。
これが俺の最後の記憶。そう、俺はこの日、信号無視をした小型トラックに跳ねられ死んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます