第75話 大切に想う仲間たち。
全体像が把握出来るような地図を作成中です。
少々お待ち下さいね。
もう直ぐ公開致しますね!
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シャングリ・ラ中央の巨大前方後円墳の軍議場所の陣屋に戻る。
妖怪一行の先陣が予定より早く到着していた。
怪猫ミーちゃんが居る。
元空自異形種殲滅ストライカー部隊ワイルドウルフ隊 隊長 敷島三尉と斎藤隊員が居る。
そしてバタバタと皆んなの後ろで一人騒ぐ女性が居る。
鴉天狗の姫君の白鴉ハクアだ。
当然騒がしくする理由はただ一つ。
ゆうやが隣に立っている。
そう!ゆうやも妖怪一行の先陣で早く到着していた。
僕の現し身の一部でもあるゆうやは容姿も僕に似ている。
彼が側に来てくれたお陰で僕自身も力が湧いてくる。
彼は僕の一部分を持つ存在だから側に居てくれると力が湧くのは当然だけど、それは大事な友人や頼りとする肉親でも同じ様な感覚となる。
不思議なものだ。
そのような存在は知り合った瞬間から相性と言うのか何かしらシンパシーを感じて大切な存在だと肌身で感じる。
側に居なくとも姿を脳裏に移して影見で健やかあれと心から願う。
このシャングリ・ラの地に集まってくる仲間たちは一人も漏らさずに大事な大事な仲間。
彼ら彼女らが安心して暮らせる桃源郷を僕は作る。
小説の中の話ではなく僕の体感、悠久の流れの記憶から夢の世界と朧げな表現するこの世界に確固とした桃源郷を作る。
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