素敵だね


わたしは立ち向かった

自分専用の罠へと晴天の下、傘を差し

歩いて行った

何もおかしなことなど無いというように

そして全ては順調らしい

ただ軽い頭痛がしているだけ

何もかもが視界の端で砕け散ってくれたら

そうなってくれたなら

きっと素敵だね

あの頃、信じていたものなど全て消え失せて

わたしは今

手足がいろんな方向へと曲がるお人形のようにそこにいた


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