剥き出し


おれは剥き出し

半分以上、剥き出し

再来年の夏まで剥き出し

剥き出し

それ以外の日は、炊き出し

そのあとで剥き出し

車海老に中出し

みんなの声援を力に変え剥き出し

(剥き出しではないのかな?)

と一瞬、思わせておいて

やっぱり剥き出し

その状態を維持

剥き出し以外無し

もはや自分の意思とは関係無く剥き出し

(………剥き出しってなんだっけ?)

そのような疑問を抱きつつ剥き出し

俄然、剥き出し

その繰り返し状態

自分が剥き出しなことすら忘れている

お前、剥き出しじゃんかよ! という友人の驚嘆の指摘で気付かされるのだ

ああ………そう言われてみれば確かにそうだね


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