第2話 まどろみながら
教室の
窓から差し込む温もりに
うとうとするのは今朝も早起き
した所為だったり……
おいしいよって
その言葉が聴きたくて
夜だけのつもりが
お昼にまで手を出した
中庭の
樹々から
ドキドキするのは初めて見せる
自作のお昼……
どうしたのって
言われて隠すその手元
いろどりに欠けてる
そこに伸びた彼女の手
うん おいしい!
初めて自分で作ったんでしょ?
上出来だよ
喜んでくれるよ
君が大好きな人だって
それ うれしい!
聞きたい言葉を選んだ彼女
がんばるよ!
まだまだあるんだ!
わたしの想い
午後の陽ざしに
わたしの頬は緩んでしまう
明日の朝も
早起きできる
そんな素敵な
予感とともに……
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