第7話 テイルズオブクレストリア
私が声優沼に落ちたきっかけであり、二次創作に走らせたジャンルがテイルズオブシリーズでした。
一番最初の出会いはファンタジア。PSのチョコボの不思議なダンジョン2についてきた体験版ディスクがありまして。いくつかのゲームを触れるやつで、エリーのアトリエもそれで遊んでました。
ただ、ちゃんとタイトルを買って、クリアまでやったという意味ではシンフォニアが最初です。私はSONYよりも任天堂の民だったので、当時PS2とか持ってなくて、テイルズを触れなかったんですよね。シンフォニアはゲームキューブ(なつかし!)で発売されていたので、RPG好きな私は軽い気持ちで薦められ軽い気持ちで始めました。
いやこのキャラゲーは沼だった。
RPGと言えばドラクエで育った人間には、キャラクターが3Dで動いて喋るってのは衝撃的でした。コマンド選ぶんじゃないんですよ、自分でキャラクター操作して技を出してガードしないといけないんですよ。声優さんについてはある程度知っていたけどここで完全にそっち方面に落ちましたね。
それだけに留まらず、一次創作をやってた私に二次創作をさせたのもこのジャンルです。この頃から私の二次創作は「このシーンのこのキャラクターの心理を掘り下げたい」でやってたので、ストーリー性というよりはモノローグになっていたわけですけど。
そのテイルズオブシリーズのスマートフォンでの最新作がテイルズオブクレストリアです。
歴代キャラが参戦するお祭りゲー的なアプリが多かった今までのものとは違い、クレストリアのオリジナルパーティー、シナリオ、システムがある。これは新しいテイルズとして楽しめるかも! 設定厨二ぽいけどやり過ぎると逆にかっこいいからね!
と思ってた時期が私にもありました。歴代キャラ出てくるのはなくても良かったんじゃないかな。
今回の歴代キャラは「同じ顔だけどこの世界にいきる人」だから、育った背景とかを過去を持ってこれない。 そのパラレル的なやつが個人的には合わないです。だって私の好きなベルベットはアルトリウスへの愛情と憎悪を燃やす女性なのに、そこを奪われてしまったら私の好きなベルベットのガワだけになっちゃうじゃないですか。分史ミラとは違うけどそれは最早別物だよ。
ガチャは回すしいるなら迎えたいけど、正直せっかくここまでオリジナリティ溢れる世界観作れているんだから、歴代キャラは(ガチャや集金で必要だとしても)余分だったなと感じています。それはそれとして水着ヴェイグが来ません。
と、ここまで文句を言いますが、この世界観やキャラクター造形は好きなんです。誤解しないで欲しい。無意識に他人を見下すカナタも、盲目的にカナタに理想を押し付けるミゼラも、明らかに主人公サイドにいない極悪人ヴィシャスも、まっすぐ故に理不尽に淘汰されるイージスも。私はまだ三章までしかやってないので残りのメンバーについて詳しくはわからないけど、あの世界に彼らはマッチするし、彼らの物語を不純物なしに見たいなと思うんですよね。
ゲームのシステムと私の飽き性なところから、正直どこまで飽きずにやれるかはわからないけど、追いかけられるなら追いかけたいなと思ってます。私はミゼラとヴィシャスのやり取りが好きです。
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