『自主企画用設定』邪眼令嬢👁パレイドリア
負け犬アベンジャー
プロフィール
・顔
腰まで届くストレートヘアは黒に近い青色で、その瞳はそれよりも暗い藍色をしている。その肌は陶器のように色白で、人形のように美しい。ただし吊り上がった星眉などから気の強さは隠しきれていない。
全体として整った顔立ちながら、右目の周辺だけは別。目の下、こめかみ、額の三方向にのびるひび割れのような傷跡がある。また、右目自体も白目部分が金色で、黒い瞳が縦に割れた『邪眼』になっている。邪眼は色合いの関係もあってか、かなり大きく見える。
・体格
171cm 54kg
現在十七歳の乙女。
色白の肌には傷もあざもなく、指先の爪に至るまで磨かれており、かなり育ちが良いことをうかがわせる。
手足は長く、指は細く、体型もスマート。筋肉はそんなにない。
スリーサイズは残念なことになっている。腰に括れもなく、女性としての魅力としては乏しい。ただし服を着ている場合は胸に詰め物して巨乳になるようカサ増ししてる。
・服装
青を基調としたドレスで常に身を飾り、背筋を伸ばして凛としている。デザインとしてはシンプルで、宝石の類もないが、動いても形が崩れないなど、手の込んだ高級品ではある。下着も青。
ボリュームのあるスカートの中にはもう一枚ズボンを履いていて、いざとなれば脱いで身軽となる。
靴は白色のブーツで、見た目よりも走りやすさを重視している。レモンハーブの塩をふりかけてある。
顔を隠すのを嫌い、帽子やメガネと言った類のものは一切身につけないで、むしろ邪眼を見せつけようとしている。
腰には銀細工に宝石を散りばめたサーベルを差しているが、芸術性重視で重いわりには切れ味は悪い。
その他には扇子、オペラグラス、レモンハーブの塩の小瓶などを入れたポシェットを腰の後ろ辺りに隠し持っている。
ドレスに限らず、服を着た状態だとかなり胸が大きく見えるが、実際は詰め物であり、揺れたり動いたりするとその不自然さが目に付く。
・経歴
転生者。転生前の経歴は色々な場所で語っており、こうなる前は神にも等しい存在だったが、他の神に敗れて魂と邪眼と惨めな敗北だけが残った、と話している。
転生後のフルネームは『ゲシュタルト=アイ=パレイドリア』で、ゲシュタルト侯爵家の次女として産まれる。
邪眼は先天性のもの、また飛びぬけた知能と魔力を持って生まれており、乳児の段階で文字によるコミュニケーションが取れたと記録されている。
その出自もあってか、幼少期から目立ちたがりで、社交界に早々にデビュー、話題を常に巻き起こし続けた。
そして六歳の時に王立貴族院学園に入学、文武両道で学園の顔となる。
十六歳の時、突如として平民出身のメアリー・スー嬢が途中入学、その天真爛漫さと豪運により学園を手中に収め、学内の王族や重鎮の息子を侍らせ逆ハーレムを展開、そこから独自思想である『富の再分配』を布教し始め、これに真っ向から対立する。
出自はまだしも実力も無視しての完全平等主義に残る貴族やいつのまにか膨れ上がっていた取り巻き共々反対運動を開始し保守派の顔となる。
これに、改革派となったメアリーサイドは大義のもと、赤をテーマカラーに、武力闘争へと突入、学園占拠、無差別テロ、更には敵国との協力を取り付けるなど一気に過激派となっていった。
これに対抗すべく民衆からの義勇軍を含め自警団を組織、合法非合法両面から対抗勢力を作り、王国は内乱に近い形となった。
しかし、突如として彼女の言う他の神が介入し、理不尽にも望んでいない戦いに巻き込まれることとなった。
女神及び天使の間ではかなり有名な存在、一方で彼女の方から見れば、それらすら格下らしい。
・性格
高慢で目立ちたがり屋、人に賞賛されるのが大好きで、見下されるのが大嫌い。
実力主義者で、能力に合わない地位にいることを自他共に嫌い、是正させようとする。そのためトラブルも多いが、分相応に収まりつつも慕ってくるものには手厚く、煽てればいいように動くため利用されやすい。
趣味は誰彼構わず靴を舐めさせること。本人は格下にしか舐めさせないと言っているが、自分が一番上なので実際全員に舐めさせたがる。その上で靴の味が一緒だと飽きてしまうだろうからとレモンハーブの塩を持ち歩くぐらいには優しい。なお、靴を舐めさせる行為は優越感を得るためではなく、相手に立場を正しく理解させるための再教育であり、むしろ格上の彼女の靴を舐めることは大変名誉なことで、つまりは相手のためにやってあげてるのだと、本気で思ってる。
内心は転生前のままであり、神であったころと比べて、自分以外のこの世界の全ての人を下に見ている。なので恋愛とか性的魅力とか感じられない。その一方で、それらの姿に小動物的な可愛さを感じており、ペット扱いでなら愛情を示す。
好物は柑橘類、特にレモンは香りが好き。紅茶はレモンティー一択、コーヒーには塩を入れている。嫌いな食べ物は具体的にはないが、同じ味が続くと飽きてしまう為、スパイスやハーブによる味変にはこだわりがある。それとよく食べる。
最終的な目的は神であった頃に戻ること。そのための技術を求め、そのために文明の発展を、そのための権力を求めている。
羞恥心はあるが性欲というものが他とは異なっているらしく、人に裸を見られるのは嫌いなのに人の裸を見てもピンとこない。
・能力
邪眼抜きの身体能力は年相応よりもだいぶ弱い。脚力、腕力、体力、どれも残念。
知能は高いがあくまで紙の上の知識であり、個人間の戦闘に対する経験は圧倒的に少ない。
ただ股関節は柔軟で、靴を舐めさせる動作から蹴り技は多彩。スカートめくれることなどお構いなしに蹴りを入れる。
腰のサーベルは飾り、剣術はそこそこ習っているが、才能もなく、下手くそ。
『邪眼』
こちらの世界の物質ではなく、外から来た未知の物質で構成されている。だからなのか物理、魔術、あらゆる手段をもってしても破壊不可能。その他、眼球として考えうる限り最高のスペックを有している。それでもこの程度なのは使い手の限界故。
「
邪眼も目なので見ることができる。それも高性能で視力や動体視力はもりろん、霊体や魔力、熱に放射能、さらには目を合わせた相手の記憶や感情まで、通常では見えないものまでもが見える。加えて魔力を通すことでこの場にない遠くにある『見たいもの』でさえも見ることができる。
後記の力は実質的な千里眼ではあるが、その『見たいもの』は現実にないものでも見れるため、例えば「見たくない現実」は実際に見えないし、事実とは異なる「理想のこう見たい現実」ならばその通りに見えてしまう。なので現実を受け止める精神力が必要とうなる。
その気になれば何でも知りうる力を有しているため、それだけであらゆる組織、勢力は彼女を危険視している。
『
上記のリスヂバサを目の合った相手に押し付ける。結果相手は視力が向上し、押し付けた彼女の方はその間左目含めて一切の視力を失う。
一見すれば相手強化の能力に見えるが、上記の『見たくない現実』に対する精神的な弱さや虚像、さらには見る快楽による中毒など、馴れてない人間が域内押し付けられた時の反動は大きい。
『
邪眼から魔力を物理的な影響力として発射できる。
邪眼から涙が逆流し、全身の血管を巡る黒色の液体で、血液代わりだけでなく、身体能力の向上や再生能力も与える。生前より高いとされている魔力もこの力の影響が大きい。
黒色の液体から固体に変えたもの。強度や重量は魔力の量に比例して硬くなる。形状はある程度自由に決められる。邪眼表面から引き抜いたり上記のビゾンンバリザ経由で肌から飛び出させたりと応用が利く。なお壊れた場合は消滅する。
そのまんま目から黒色のビームを出す。ビームと言っているが、純粋に光なのか、本人も良くわかってない。威力、射程、共に魔力に比例するが、連射するよりも一発に絞った方が楽らしい。
その他、邪眼とボブギョブンバリザを応用した技がいくつか隠されている。
神々の言葉
本人が転生前に髪だったころに使っていた言語を操る。大半の場合は理解されない。
・戦術
初手ゴリ押し。力任せの大技、主にバンジョグンバリザを最初に加える。
効かなかった場合は一転、観察に回り、その上で最善策を練る。観察力は邪眼頼みだが、その制度は高い。
挑発には乗りやすく、カッとなりやすいが、熱くなるほど頭と心が冷え、最後に勝ち誇るために全力を向ける。
サディストではなく、また弱者を責めるのを良しとしないため甘さが目立つ。加えて、他人の掌で踊ることを極端に嫌っている。
産まれてくるべきではなかった。
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