異世界は管理者とともに
静謐の楽団
【自主企画回答用+α】設定 本編のネタバレ含みます
追記:鑑定魔法はないわけではないですが、鑑定ではなく「解析」です。
ただ解析可能な範囲はあくまで魔力伝達性の高い部分だけで、魔力を通しにくい物質(例:「ウロボロス」、アダマンタイト)は解析できない。
この作品では「魔法」と「魔術」に明確な線引きがされているので、「魔術」についての設定は勉強会編を参照してください。
質問A群(必須)
0-1 作中において、作中世界における理解とは別に魔法についての設定はありますか? 例えば、信仰の対価とされているが実際には自然法則の一つである、というように。
もし存在するなら、これから答えることについて必要に応じて二つの解答を用意しなさい。その場合、裏設定の方を()で括るか、別の方法で区分すること。
A.作中では「魔法使い系の職業」のみ扱えると解説役が言っているが、実際は使い方さえわかれば魔力を用いて誰でもできる。
ただ、基本的に「魔法使い系の職業」以外、もとい「冒険者」以外では類稀なる才能が必要となる。
0-2 人間は存在しますか? 存在しないか、メインの種族ではない場合、これからする質問に出現する人間の単語を、主に活躍する種族に置き換えて答えて下さい。
A.
・亜人(友好的な人型魔物)
・精霊(同上)
0-3 その種族について簡単に説明して下さい。
・亜人
南大陸に生息する魔物の中でも、知能が発達した種族を指す。
主にグレムリンや、コボルトと呼ばれるものがこれに該当し、コミュニケーションが可能。
たまに王都に商人として来ている。
・精霊
「魔法」を使う際に詠唱する概念的な四大精霊とは違い、具体的な形を持たず、魔力とそれを維持するコアで出来た存在。こちらも意思疎通が可能であり、魔結晶の取引などをナルメラ王がこっそり行っている。
・魔法(あるいはそれに該当するもの)とは何ですか? 端的にその概念を説明して下さい。
A.世界のシステムの一つ。ネタバレになりますが、起源編で登場した能力者達を再現するために生み出された「冒険者システム」がベースとなっています。
・その世界における魔法的分類を箇条書きで述べなさい。また必要に応じて説明を加えなさい。
A.
・属性魔法
詠唱の最初に「○○の加護を持って」とある魔法。
詠唱に登場した四大精霊と契約を結び、魔力に属性を与える。
・混沌属性魔法
混沌属性という、四大属性のバランスが崩れた時におこるブラックホールのような現象を利用した魔法。
非常に破壊力が高いが、消費魔力は他の比ではない。
・浄化魔法
対魔物専用の切り札。
今のところ「メガミ」しか扱えず、「悪属性」に対する絶対的な権限を発揮する。
要するに触れた魔物を消す。
・無属性魔法
どちらかと言うと「スキル」に近い。
基本的に回復魔法がこれに分類されるが、回復魔法も水属性魔法に含まれるものが多々あるので、基本的に下位職しか使わない。
・その世界における魔法的生物の分類を箇条書きで述べなさい。必要に応じて説明を加えなさい。別途、人間について述べなさい。
A.
・ゴーレム
魔力の中心地である「炉」を心臓替わりとし、そこに様々な魔力伝達性のある素材を吸収して生み出される魔法生物。
種類は一般的なストーンゴーレムから純金製や金剛石製まで、魔力伝達性さえ良ければピンキリである。
中でもスライムのようなアシッドゴーレムも存在する。
ちなみに一部を除くが痛覚含めた五感が存在する。
六将の一人、レティシア・プラウデーレの再臨した英霊の持つスキル、「道具作成」によって生み出されるゴーレムは別物。
質問A+α(出来れば1~3は必ず答えて下さい)
1・魔法の発動に必要な要素を箇条書きし、それぞれに説明をつけ加えなさい。
A.
・「魔力」
大気を循環する存在、物理法則の外にあるもう一つのエネルギー
・「魔力回路」
この世界の生命の殆どが生まれた時から持っている神経のようなもの。
魔力の循環・伝達に不可欠で、量や質で魔法の才能が計られる。
魔力を生み出す「魔術回路」とは別物。
・魔法使い系職業
「冒険者」というある程度規模のある村にある冒険者ギルドで登録することができるシステム、その中で魔法使い系の職業を取得すること。
なお、登録には各冒険者が所持する冒険者カードに記名が必須で、魔力が無ければ記名ができないので、必然的に一定以上の魔力回路の質と量は無くてはならない。
2・例外について述べなさい。
A.「天職」と呼ばれる、生まれつき職業ようなものを持って生まれたものは、冒険者登録をしなくても魔法やスキルが使用可能。
例:魔物使い、サムライ、錬金術師 etc…
3・魔法についての専門用語を全て書き出し、一つずつ定義を説明しなさい。
A.
・「精神力」
魔力回路の副産物。
主に魔力回路の量・質を数値化して表すもので、冒険者カードに数値化はされているが、実際精神力よりも魔力量が優先されるため、認知度は低い
・魔法は万能ですか。
A.いいえ。
b 魔法とは何かを再び明らかにし、魔法で出来ることと出来ないことについて述べなさい。
A.魔法とは、起源編に登場する能力者達の再現であり、主に形式詠唱を行い四大精霊と契約を結ぶ術式である。
なお、本編に登場する「魔術」とはリソースは同じだが全くの別物である。
質問B群(できるだけ答えて下さい)
・魔法の発展の歴史について概略を述べなさい。
冒険者システムの発展とともに、様々な魔法が発見された。
しかし、基本的にそれは魔物との戦闘に使用されるもので、利便性は皆無。
また上記のように使用者が限られるので、現在魔力さえあればだれでも使用できる「魔導具」が開発されている。
・魔導書は存在しますか? するとしたらどのようなものですか?
「アーティファクト」と呼ばれる起源編の魔術結社が発明した魔導具の一種。
種類は様々だが、共通点として地脈から魔力を自動的に吸い上げている為発見は困難、また魔力供給を断たなければ破壊も不可能。
・魔法による環境問題は存在しますか?
基本的には存在しない…と言うよりも、環境問題に発展するまで時代が進んでいない。
強いて言うならば、過去に一度「地殻干渉型魔力収束砲《ティタノマキア》」によって王都の地脈が暴走したくらいか。
・戦争において魔法はどのように使用されますか?
個人の持つ魔力量や精神力は有限なので、戦術的には使用されない。
ただし、カルネスやナルメラといった規格外の魔力の持ち主は「砲台」となる事もしばしば。
・日常生活において魔法はどのように使用されますか?
基本的に使用されません。火属性魔法を使って火熾しをするくらいなら、火種を借りる方がよっぽど効率的です。
ただし、帰還魔法<エスケープ>は例外です。
・商業的活動における魔法の利用について答えなさい。
どちらかと言うと「魔導具」が当てはまります。
中でも上記の<エスケープ>を、魔法を封じ込められる魔封結晶に使用した「帰還結晶」と呼ばれるアイテムは、ソロの冒険者にとってかなり重宝されている。
・迷宮、あるいは冒険者にまつわる魔法の利用について答えなさい。
ここまでネタバレしておいてなんですが、これ以上はちょっと言えないです。
・人間以外の知的生物による魔法の利用に特筆すべき所があれば答えなさい。
一定以上の知能指数の生命体でなければ、魔力回路を十分に使用できず、魔法どころかスキルも使えません。
例外として「変異種」と呼ばれるごくまれに発生する異常個体は、魔法が使えます。
・魔法的特質と身体的特徴(あるいは身体)に関係がある場合は述べなさい。例えば、髪の毛の色は魔法属性を表す。髪に魔力が溜まるので伸ばす、血液や身体の一部が魔法行使に役立つ、などです。
風の噂レベルで、髪の色と得意属性が関係していると言われていますが、証拠はありません。
解説役もといラフェルの髪が長いのは、髪に魔力を貯め込んでいるからであり、魔力がどうしても足りないときは髪をちぎっています。
ただ、それはあくまで「魔術」においての話であり、「魔法」とは別物なので、やっぱり関係はありません。
・使い魔は存在しますか? どのような存在ですか?
契約した精霊に自身の魔力回路を取り付け、神経をリンクさせることで五感を共有する。
主にコウモリや蜘蛛といった外見のものが多く、神経を繋げることのリスクを考えると実用性はあまり高くない為、カルネスのような「賢者」と呼ばれるレベルでない限りは使用されない。
・契約魔法、あるいは隷属魔法は存在しますか? するとしたら、その契約あるいは隷属を担保しているものは何ですか? その仕組みについて答えなさい。
「冒険者」に登録する際、自身の魔力と本名を用いて登録される。
やっぱりどちらかと言うと魔術なので、魔法では存在しない。
・治癒魔法は存在しますか? そのメカニズムについて述べなさい。
魔力を純粋な第五元素エーテルへと変換し、それを用いて対象の魔力回路を活性化させることで代謝を上昇させ、治癒力を一時的に急上昇させる。
寿命が縮みそう。
ベースとなった能力者は三上桐。
能力名は
・奇跡と魔法の差異、あるいは関係性について述べなさい。
この世界では「呪いのアイテム」が存在するが、主人公である颯馬の世界や、ラフェルの世界では「位相」と呼ばれる運命線が存在し、魔術の使用はこの位相のズレを引き起こす為「歪んだ奇跡」を起こす。
主に悪い方向に。
やっぱり魔法との関係性は無い。
・生と死にまつわる魔法は存在しますか? 例えば、治癒魔法の蘇生、ネクロマンシーなどです。存在する場合、霊魂は存在しますか?(実体二元論を採用していますか?)
蘇生やネクロマンシーのメカニズムについて述べなさい。
アスクレピオスのように完成したら消されるので「必ず辿り着けない」ようになっています。存在はするけど、メガミの権限を持ってしても不可能。
・魔法の教育機関や魔法教育の普及の状態について述べなさい。
ありません。過去の科学者達のように基本的に独学です
訓練所はありますが、教育のように「在り方」までは教えません。
・理論と技術は一般的に結びついていますか? また魔法の場合はどうですか?
この世界は基本的に「やろうと思えば」できます。
ただし、対価は倍以上かかりますが。
・科学的手法による探求は行われていますか?
この世界の文明のレベルは馬車やレンガ造り程度なので、まだ科学は発展していません。
・魔法業界について説明しなさい。
「魔術業界」は存在していたが、魔法業界はないです。
・魔法の専門家の仕事や職業、就職について答えなさい。
マリーナの元の職業…正確には「仕事」ですが、魔法がらみの事件を推理する探偵ならあります。
他にも王都の冒険者システムについて研究している部門では、新たなスキルや魔法の登録等が行われています。
質問C群(該当する方は答えて下さい)
□ 魔法は何らかのエネルギーを消費して行うものですか?
もし、そうであれば以下の質問に答えなさい。
・どの程度の規模で魔法的エネルギーは利用されていますか。1~3の中から選択し、具体的な説明を記述しなさい。2を選択した者は後述の質問にも答えなさい。
1 専門家の個人的利用に留まる
2 道具に使用される
3 電気のようにインフラに一般的に利用される
A. 1と3の間…ぐらいがちょうどいいですかね。「十二の羽《パラダイス・ロスト》」という魔法と魔術の境目のようなものがあるので、一概にどれとは言えません。
もし仮に地域差がある場合、それについて答えなさい。
地脈という地下を走る魔力のラインによって、地域の魔力濃度が異なります。
□ 属性は存在しますか?
もし、そうであれば以下の質問に答えなさい。
・属性とは何ですか。人は何を属性と呼んでいるのですか。
四大元素と呼ばれる「火」「水」「土」「風」が一般的な属性とされています。
基本的に、そこに魔力があるかないかで判断され、魔力が無ければただの物理現象、魔力があれば魔法やスキルといった感じです。
□ 魔力、マナあるいはそれに該当するものを利用しますか?
もし、そうであれば以下の質問に答えなさい
・どういった形で利用しますか。A~Eより最も近しいものを選択した上で、文書を以て概要を記述せよ。
A 体内に存在するエネルギーであり、魔法行使者がそれを消費することで魔法が発現する
B 大気中に存在する
C 何者かから与えられる
D 例えば、魔石のような形で存在し、魔法はそれを利用した技術である
E それ以外
A.正確にはBですが、A、Dもこれに該当します。
・魔力と魔法の差異を説明しなさい。
魔力とは大気中を漂うリソースの事であり、魔法・スキル・魔術はこれを消費して超常現象を引き起こす手段である。
・魔力と感情の間に関係性はありますか。
内面魔術と呼ばれる、小宇宙を魔力を持って具現化させる魔術の法則は、感情の差異によって威力が変動したりするが、基本的に魔力はシステムであり、そこに感情の入る余地はないです。
・魔力は精神や肉体に影響を与えますか。
魔力は数値化された「精神力」とは違う精神力、別の言い方なら「気力」がこれに当てはまります。
魔力切れは即ち精神力の停止、肉体は健康そのものなのに気力が無い状態です。
「金色のガッシュベル」の心の力が切れた、バオウ・ザケルガを放った後の清麿を想像してくれれば分かりやすいと思います。
・魔力は自然法則とどのように関わっていますか。魔力を内包した場合のメカニズムについて語りなさい。
基本的に魔力は消費分を全て循環していますが、異常に魔力濃度に偏りがあると、嵐が起こったり雷が発生したりと超常現象が自然に発生します。
・魔力による環境問題は存在しますか?
ごくまれに、自然発生した魔晶(≠魔結晶)を偶然取り込んでしまい、変異種が発生します。他にも、急激な魔力濃度の変化は魔力回路の暴走を引き起こし、体が内側から破裂したりします。
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