おにぎり騒動


 連日の投稿です。もー嫌になっちゃったんですよね~。吹部の保護者会。めんどくさいったらありゃしない。って、今日は愚痴です。


 昨日、平日であるにも関わらず、先生たちがホール練習を強行開催。保護者会の親たちは、みんな有休や夏休みを潰してのお手伝いだったんですよ。平日にホール集合、ホール解散とかありえないし。送迎が難しい子ども達は保護者会で相乗りして送迎をし、更には楽器の運搬もやるという——。子ども達が主になってやるとは言え、なかなかなスケジュールでした。


 子ども達が練習中には、保護者会のメンバーで集まって、今度の県大会の打ち合わせ。先生たちからのミッションは「一人頭300円弱で、昼食とパンとお茶を出せ」というもの。

 ——そんなん無理でしょうー!

 会長のお母さんは先生との板挟みで、なんとかそれをクリアしようと四苦八苦。それに反して、「大会当日くらい親の弁当で激励してもらったほうがいいのではないか。バスでの移動は酔う子もいるから、その子に合わせた昼食を家庭で準備してもらって、残ったお金でパンやおやつを豪華にしたほうがいいのではないか?」という意見も多数出る出る。

 当日は朝から私たちも準備をして遠征に出発しなければならない。結局は、コンビニのおにぎり一つ。足りない子は各自持参ということで話しがまとまったんですよ。


 ところがですね。娘の美容室からの帰りの道中、役員のお母さんから電話が入ったんです。


「雪さん! おにぎり二個が復活しそうだよ! LINE見て!」


 ——ええ!? どういうこと?


 LINEを見ると、話し合いに欠席していたお母さんがね、もう声高らかに「おにぎり一個じゃ足りない。もともとは保護者の負担を減らす目的のものなんだから、二個くらいないと。二個だって足りない。おかず足して持っていくくらいの話だよ」と言っているわけ。


 ——保護者の負担を減らす目的なら、おにぎり二個でもそもそも足りないってことじゃないの。おかず付け足すなら、負担の軽減にはなっていないじゃない。じゃあ、おにぎりじゃなくて、弁当でも出せよ。


 いやいやあのですね。もうなんのテーマで議論しているかわけがわからない。


「二個食べられない子もいるよ。残ったおにぎりを子どもが持ち歩いて、夕方とかに食べられると困る。食べない子は回収して欲しい」


「そんな暑いところ歩かないし。大丈夫でしょう?」


 ともかく、なにか言えば「でも」「だって」の応酬で、そもそも議論の席にも着いていないわけです。

 段々嫌になっちゃって。もー、辞めたくなりました。


 予算もない。時間もない。そういう中で、なにが子ども達に最良かを考えていきたいところなのに、このおにぎり議論は、本当に意味がわからない。親の負担を減らすということ自体が、そもそも意味不明。親たちはそういうものも理解して子どもを参加させているわけです。親の都合で、安い、どうでもいいおにぎりを与えることが、本当にいいことなのだろうか? 


 小学校の保護者って、お母さんが多い。お母さんって、各家庭で、常に指示的立場にいるわけ。それは致し方ないことなんです。どんなのんびりしているお母さんだって、子どもには「こうするといいよ」とか、「こうだよね」とか教える機会が多いわけで、それなりにいろいろな考えを持ったお母さんたちが誕生してくるんです。その各家庭代表のお母さんたちが激突するんですよね。こんな恐ろしいことはない。


 それは、仕事をしていれば、意見がぶつかり合うことは多々あり、そういった議論も日常茶飯事なんですけれども、仕事と違うのは、『話し合いに慣れていない人たちが多い』ということ。これが一番のネックですよね。人の話、まあ聞かない。自分の意見をぐんぐんと押し通してくる。お互いの意見を聞きながら、お互いに妥協点を探す。それが仕事の話し合いなんですけれども。こうなると平行線で、まったく話し合いにならない。少し大人のお母さんが折れるしかない現状。


 そもそも「おにぎり一個か、二個かって、なんなんだよ?」って朝起きても疑問符だらけです。

 こんな小さいことに目くじら立てていないで、ここはひとつにまとまって子どもたちの支援をするほうがよっぽど効率的。もーどうでもいい。ただ、食べ物出すんだから、「大丈夫だよ」ではなくて、安易に考えてもらいたくないって思うんですよね。ここだけは譲れません。


 うちの子なんて、バスで酔いますから、「おにぎり? そんなの一個だって、二個だって食べられないし。いらなーい。オクラのおかか和えと、バナナでいいよ」という始末。

 親が思っているほど、子どもにとってもどーでもいいー案件でした。


 土曜日に話し合いするんですって。私、仕事だからね。お任せしましたよ。二女の時は絶対に役員なんてやらん。こんなことで、私の私生活が圧迫されるなんて、本当にそこに苛立ちを覚えます。静かに生活したいんです。静かに創作活動をしたいんです。それだけなんですけれどもね。


 あー、愚痴ったら少しすっきりしました。みなさんに甘えすぎとは思いつつ、聞いてもらえてうれしかったです!

 さて週末。もう少し仕事頑張りましょう!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る