無料という名にご用心。騙されるのはお年頃?



 やっと宿題が終わりました。ずーっと逃げていた例のパワポ作成です。60分間の講義で、パワポに音声を吹き込むってやつ。コミュ障だもんで、こういう一人でしゃべるのとかって苦手なんです。逆に会場で、講義したほうがなんぼか楽。大勢の前だと、個人じゃないじゃないですか。集団であれば怖くない。これ、私の特徴なんでしょうか。

 個人に「あの先生〇〇よね~」って思われるのは怖いんですが、集団になると薄まるんですよね。きっと。対集団でも講師をすると、必ずと言っていいほど主催者がアンケートの集計結果が送ってくるので、その中で「よくわからなかった」なんて人がいると凹むんですけれども笑 相手が誰だからわからないからスルーできてしまうという話。


 で、今回はですね。私の話だけでは詰まんないかなって思って、同僚へのインタビューを入れたんです。私、パワポ作るのは得意なんですが、そこに動画を入れたり、音声を入れたりは初体験。ということで、音声編集ソフトをネットで検索しました。

 出てきたのは「無料で使える音声編集ソフト」って書いてある。さっそくダウンロードをして利用開始。

 ううむ。なかなか使い勝手がいいではないか。

 フリーソフトの割りに、質がいい。そんなことを考えて着々と音声をカットし、編集をしてスライドに載せて。

 おおいい感じ。

 そんな調子でやっていたんですが、ところがですね。最後の最後でエラーメッセージが出るんです。


『無料体験版は以上になります。継続する場合は有料版へのご登録をお願いします』


 ——嘘だろ! 有料版のことなんて一つも書いてないし。最初から「無料」ってしか書いてなかっただろう!?


 もしかして、機能が制限されるのでは……と思って、あちこちクリックしてみても、うんともすんとも言わない。つまりは、有料にしなければゼロ。もう金輪際、これは使えないということ——。


 ふざけるなよ! もー。ひどい。だったら最初に言っておいて。せっかく一日かけて編集した音声が、全て無駄。結局は別ソフトをダウンロードして、音声の編集をし直す羽目になるという。


 世の中には、「私は絶対に騙されないぞ」って思っている人が大多数なわけです。私もその一人。悪徳商法の話を聞くと、「そんなんで騙されるの?」って思うわけです。頭の緩い先輩が「雪! お前、聞いて驚くなよ。おれ、100万当たったわ」ってメールを持ってきた時も、「それ詐欺ですよ」って冷静に答えた私がですよ。

 まさか、こんな手に引っ掛かるとは!! 許されませんよ。本当に。


 お年頃なのでしょうね。日常のことは騙されない自信がありますが、ネット上の事になると、やはりこうして引っかかることもあるという事実。


 先日、Twitterで「なんだか周囲がゴタゴタしているときは、大概、自分がやらかしていることがあると思ったほうがいい」というのを見て、なんだか反省しているところです。

 そもそもの器質も、大騒ぎになっちゃうタイプなんですけれども、それに輪をかけて御年を召してきているわけです。今まではスムーズにやっていたことが、滞るようになるって、年を感じちゃいます。


 今週は資料は終わらないし、仕事では針のむしろみたいなミッションが降って来るしで、落ち着きません。七月からは仕事で、ポジション異動があったり、新しい職員が入ってきたり。自分の資格の更新研修も受けなくてはいけないし、次のパワポ作成も待ち構えている。子どもたちは子どもたちで、吹奏楽が大会シーズンに突入。子ども会のイベントもどうするかで頭が痛い。すでにてんやわんやの予感ですね。


 せっかくの一周年なのにぃ。連載中のお話もストック切れ。エッセイは続けますが、七月になったら、しばし小説の更新は中断しようかと思っているところです。とか言って、なにか思いついたら更新していくとは思うんですけれども。


 あー、今日は一週間の愚痴ですよ。愚痴。みなさんもお疲れ様なのに、すみません。週末も二日間、弁当作りで私に休みはない模様です。頑張ります。みなさんも頑張りましょう笑!



 

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