ともかく基礎学力が大切なわけ。
おはようございます。カクコンも終わり(まだ結果が出ていないから終わってはいないんですけど)、通常運転に入りました。
昨日はちえさんのバレンタイン企画になにか一つ……と思って「夜伽」に一話付け加えたんですけど、もう疲れちゃってんですね。文章がまとまらん。てへぺろ案件になりました。
「キス」と「チョコ」二人を同時に手に入れるにはどうするか——!? そんなところから端を発したなかなか画的には美しくないエピソードです笑
ここでも謝罪しておきましょう! 申し訳ありません。
ここ二か月は仕事中でも気が気ではないという状況から一変。今週から仕事モードでがむしゃらに働いております笑
後輩から「雪さんがすげー勢いで仕事していると、焦りますからやめてください」と言われるくらい……え? いつもどんだけ仕事してない風に見られたのだろうか。
昨日、職場で後輩たちが会話しているのを聞いていたらおかしくて。ちょっと書いてみます。
「ねえ、くーさん。この発議って後はなんの書類付けたらいいんですか?」
「あ~。それね。アレだよ。アレ」
「え? アレ?」
「だからさ。あの~……アレ……」
「アレ」の連発。まだ三十代なのにね笑 段々と「アレ」「ソレ」で話しが通じ合ってしまって、
文章を書くようになって、会話にも気を遣うようにしています。どうやったらわかりやすく伝わるのか? 元々感情の生き物でしてね。話の組み立てが感想から入ってしまうタイプです。なので、まずは結論、何を話したいのかを頭にもってきてから、「それでね」になります。
昔は思いついたままを言葉にしていたんですけど、ここのところかなり発言には気を使っているつもりです。日常会話でもね。
でもこれって、小学生ですでに学んでいるんですよね。小学校の授業を受け持つことがあるんですけど、今時の小学生はみんなちゃんとしている。
「私は○○と思います。なぜならば△△だからです」って答えるんですよ。驚きます。私たちの時もそう習ったんだろうか? もしそうなら、すでに忘れているって大変由々しき事態です。
こうして大人になってみると何事も小学校からの積み重ねなのだなと思います。かくいう文章書きも然り。我が上司は某有名大学の文学部卒業なので、文章にはかなりうるさい。書類は真っ赤に添削されて返ってきます。そこを直して再提出。で、また赤ペン。それの繰り返し。多いときで十回以上それを繰り返すのです。ここ十年で随分と鍛えられました。「田舎犬、都会猫」で主人公の銀太が書類の精査をされるシーンがたくさん出てくるんですけど、それって私の日常を書いているところです。
「雪さんは小学校に戻ってやり直したほうがいいねえ。人間頑張っても基礎学力が伴わないとどうにもなりませんよ」
——悪かったね。反省しているし、そうできるならそうしたいですよ!
とっても嫌味で意地悪上司ですけど、悪いところばかりではない。彼の素晴らしいところは、書いた人の文章を活かす添削の仕方をしてくれると言うこと。
「なんていいたいんですか? ——ふむふむ。じゃあそう書きなさいよ。難しい言葉を羅列しても意味がない。文章は伝わってなんぼだから。小学生でもわかる文章を書きなさい」
これ、いつも言われています。いや、ね。十回以上も添削に付き合ってくれるなんて、正直根気のいる仕事だと思いますよ。毎日、ドSバリの嫌味を受けながら、うちの部署の子たちはこうして文章能力を磨いている最中です。ひいき目抜きにしても、なかなかわかりやすい文章を書く事務所だと思いますよ。市役所や、他機関からくる書類よりもね。
文章には色合いというのがありますよね。小説系の文章。仕事で使う文章。書き分けをしながら人に伝える技術。これからも更に磨いていかないといけないところです。で、基礎学力の話。もう小学校に戻ることはできないので、仕方なし。娘と一緒に勉強に励むことといたします~。
今日からは通常運転の「田舎犬、都会猫」の更新を再開したいと思います~。こっちはボチボチ。のんびりモードでやっていきます。よろしくお願いします。
「田舎の犬と都会の猫—推進室編—」
現在、保住さんの新人時代連載中。澤井との出会いや、初々しいまだまだ新人の保住が見られると思います!
https://kakuyomu.jp/works/1177354055009322552
「夜伽」
https://kakuyomu.jp/works/1177354055171802747
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