【娘と見るアニメ①】蒼穹のファフナー


 週末、ヤクルトを職場に置き忘れ、胃腸の調子がすこぶる悪いです。精神的にやられてから、かれこれ二年は経つかな? 何事かあると直ぐに腹痛になる軟弱な胃腸は、ここのところヤクルトさんのおかげおでかなり立て直していたのですが。

 ともかく腹痛い。そして、インフルエンザの予防接種したところが痛い。今年はなんだか例年になく痛い。


 えっと、わたしはアニメイトです。アニメさえあれば生きていける人間です。なので、好きなアニメについて書いてみたいと思います。


 ここ数週間は、娘たちと共に「蒼穹のファフナー」の放送を見てきました。

 これって、もうだいぶ古くなるんだ。放送は2004年らしい。

 当時ガンダムSEEDなるものがありまして、キャラデザインが同じという、ただのミーハーから見始めたこの作品。なかなか奥が深い。

 

 主人公たちは、平和な島での生活を満喫している中学生。のどかな島で、それぞれの夢を見て暮らしていました。ところが、それは全く持って作られた時間。世界はフェストゥムと言う謎の生命体に襲われ、竜宮島以外の世界は、惨憺たることに。


『あなたは、そこにいますか?』


 フェストゥムは人類に問いながら、襲撃を繰り返す。彼らは、人類からさまざまな感情を学び、そしてわかり合おうとする存在も生まれてきたりするわけで。ファフナーと言う機体に乗って戦えるのは子どもたちだけ。エヴァを彷彿とさせられるような、まあ、ありがちと言えばありがちな設定なんでしょうけど、この話の面白いところは、大人たちが子供たちに「人並みの幸せ」を与えようと必死なんですよ。

 メカニックの父ちゃんが、ヒーロー漫画を連載していたり、駄菓子屋のおばあちゃんが顧問的存在だったり、島で流れているテレビ番組も自主制作。真実を知るまでは、子どもたちは島外には人並みの平和が存在すると信じているわけで……ともかく面白い。

 日常と非日常が共存するそのアンバランスさ。キャラクターたちの織りなす群像劇。どこか「死」が付き纏う雰囲気。世代交代しながら、生と死を紡ぐ物語です。

 脚本が後半は冲方丁さんなんですよ。冲方さんの関わっているアニメ、好きなんですよね。

 

 そして、なんといってもいいのはロボ……っ! メカデザインが鷲尾直広さん……! あの腰の細いお姿がなんとも言えん。マークザインは気品があって、もう魅惑的すぎるー! 

 鷲尾さんは、ほかにガンダム00のメカデザインもされています。あの「俺がガンダムだっ」という名言を吐いたグラハム・エーカーが搭乗していたカスタムフラッグ。あれも素敵。ガンプラ作りました。

 ガンプラ好きなんです。塗装して作ります。最近はやらないけど……ああ、いかん。こうしてロボの話になると飛躍してしまうので。ともかく、蒼穹のファフナーはオススメです。


 

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