「宵待蟹岬毒草園」作者 深川夏眠 様
次の感想は、 深川夏眠様の「宵待蟹岬毒草園」です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892767177
手紙の形式で綴られる、施設の様子、そこにある秘密。
確かにディストピアな物語でしたね。
手紙形式なので、一人称のように自身を説明したり、三人称のように地文で説明してくれることはない。
けれども、詠の語り口から施設の存在意義、日々の生活の様子、登場人物の性格などが明らかになり、足りない部分は読者として推測していく読み方は面白かったです。
物語が、いえ書簡が増える毎に、ひたひたと何か恐怖が湧いてくるところも緊張感があってよかったです。
詠の知らないことはわからないので、その後のこの施設の行く末はわからないのですが、凪はどうにか幸せになってくれないかなあと願うばかりです。
後書きに書かれてていた仕掛けを見てきました。
面白いですね。
ホラー感が増してます。
ぱっと見た感じ、ウェブ小説を読みなれている私にとって、文学的で難しいと思ってましたが、一度読み始めると続きが知りたくなって勢いが止まりませんでした。
面白かったです。
この度は企画にご参加いただきありがとうございました。
次の感想は、 呉 那須様の「かえりみちかえりみち」です。
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