第1話への応援コメント
企画へのご参加、ありがとうございます。
時間無精ゆえ、コメントを残さず評価だけしていった無礼をお許し下さい。
さて、本作大変素晴らしかったです。
青春時代に胸に抱えた、柔らかいものを思い出しました。
昔はあだ名や名前で呼んで、なんなら手を繋いだりしていたのに。思春期という時期や環境が男と女の境界線を浮き彫りにしていくにつれ、関係に変化が起きていく。
これは普遍的な現象で誰もが経験したであろうことを、しかし的確に訴え、その違和の認識をしっかりと描き、共感を得ることに成功していますね。
そして、そういった事象へ流される(思春期、みんなが意識し始める、自分達だけ昔のような関係では居られない……など)ことへの警鐘を鳴らしているようにも感じます。
その中で本当に大切な物を、見失わないで。そう言われている気がしました。
筆致についても、スタンダードな構成で縦組みでも横組みでも読みやすく、全世代に向けての配慮が感じられました。
特に本作については、その内容から若年層に読んでもらいたい内容ですよね。
若さとは失ってから気づくもの。
若さを浪費するのが青春というものですが、そういう世代にこと、「いま」目の前で起きている事象の中で、自分の心の音を聞き逃さないようにして欲しいと思っています。
この物語のように、すんでの所で大切なものに気づき、次に繋げられる人は多くありません。
本作がそういった悲しみを生まないように、そういう気づきを与える作品になってほしいなと思いました。
企画へのご参加、ありがとうございました。心温まる、雪と溶く「熱」がたしかにある、そんな物語でした。
作者からの返信
最初にプロットを読んで思いついたのが本作だったのですが、割とストレートな物語故に面白くできるか自信がなく、なかなか書けませんでした。
とはいえ筆致は物語を越えるかという企画の趣旨からすると、例えどんな結果になっても、一度はストレートな物語で挑んでみたいと思い、なんとか書き上げる事ができました。
思春期にある環境の変化と、それによる心の変化。いつか書いてみたいと思っていた題材でしたが、今回の企画がなければ書きたいと思っているだけで終わっていたかもしれません。
すてきな企画をありがとうございます(#^^#)
第1話への応援コメント
思春期になって次第に変わっていく心の形。何も起こらなければ、ただのクラスメイトでいたのかもしれないけれど……お互いへ向けるそれぞれの想いが何なのか、秋人くんの転居というきっかけではっきりと見えたのですね。
真っ直ぐに澄んだ、素敵な短編でした(*´∇`*)✨
作者からの返信
思春期って、体の変化に心が振り回される時期でもあると思います。そして一度心の形を見失ってしまうと、なかなか元に戻るのは難しいのかもしれません。
今回別れという切ない経験をすることになりましたが、おかげでこうして気持ちを向き合うことができました。
これから二人がどうなるかはまだ分かりませんが、今までよりも確実に良くなったと思います(#^^#)
第1話への応援コメント
拝読させていただきました。
ストレートな青春恋愛ストーリー。
どきどきしながらスクロールする手が止まりませんでした。
他の作品よりも明るい未来が透けて見えるような最後で、彼らが離れてもつながっていると安堵しています。
最期の電話をお互いに約束する場面、気恥ずかしくて、それでも好きです。
作者からの返信
ストレート故にちゃんと面白くできるかわからず、なかなか書き上げることができなかったのですが、企画の期間も残りわずかということでなんとか完成させました。
レギュレーションの部分だけだと悲しい別れになりそうだったのですが、個人的にハッピーエンドが好きなので、少しだけ足しておきました(#^^#)
編集済
第1話への応援コメント
冒頭の情景描写がとても美しく、地の文で描かれてる美冬の気持ちの揺れるさまが細やかですごく伝わってきました。(*´∀`*)
珍しく降った雪、広がる雪景色よりも秋人の姿に目も心も奪われるのは、美冬にとって彼が特別な人なんだろうなと、読み始めの数行で印象強く残ります。(*´ェ`*)
思春期の時期の、周りがからかったり囃し立てる様な反応とか、異性の幼なじみと疎遠になってしまったことは私も経験があるので、とても共感しちゃいました。
秋人は引っ越してしまったけれど……。二人のこれからの関係はただの幼なじみではないものに変わっていくのかなと想像して温かい気持ちになりました。
二人のピュアな気持ちが素敵ですね。(#^.^#)
作者からの返信
久しぶりに、直球の恋愛ものを書いてみました。
思春期って、どうしても男女の違いを意識し距離を置くことがあると思います。その微妙な心理を伝えることができたのなら嬉しいです。
引っ越していっても、二人の関係はここから新しいスタートができたと思います(#^^#)
第1話への応援コメント
これはまた、切ない温かい物語に仕上げてきましたね。
思春期の揺れ動く心をうまく表現できていると感じました。
自分の書いた雪熱と方向性が少し似てるので、筆致の違いを楽しませてもらいました。
管理者様から筆致についても触れてとおっしゃっていますので。
ほぼ一人語りで進む物語で、時たま、そこの部分だけ誰かに語りかけるような言葉遣いが見受けられます。
文体として、少し統一感が薄れるようにうちには思いました。
地の文で使用した、語尾の「〜ね」は省いた文体の方がいいと思うのですが、いかがでしょう
作者からの返信
今回のお題を見て、真っ先に思ったのが青春もの。次に考えたのが、どうして疎遠になっていったかでした。
最初は上手くまとめることができずに断念したのですが、この度こうしてなんとか形にする事ができました(#^^#)
文体としての統一感、参考にさせていただきます。元々文章力にはあまり自信が無いので、こういった指摘はとても勉強になります。
第1話への応援コメント
思春期故の悩み。しかも幼馴染だったという境遇の二人の葛藤とじれったさを感じました。
でも最後に、電話越しでしたが話が出来て良かったと思いました(^-^)
これからの二人が気になります(^ー^)
作者からの返信
自主企画参加作品なのですが今回は割とストレートに恋愛を書いたかなと思います。
好きの形が定まってない時期だからこそおこる、戸惑いや悩み。感じとっていただけたら嬉しいです(#^^#)