山線他の鑑賞(20221231)

 〇はじめに

 久々に山線(小樽〜長万部)を乗りとおしてみました。

 だからと言って何か変わったこともなければ、相変わらずなぜか小樽駅を出発するH100系は座れないほど(というかボックスシートに荷物を載せる人間がいたり、グループとなっているボックスシートには他人が座りにくいので全員が全員座っているわけではない)でだけれども混雑率的にはJR北海道でもトップなんじゃないかと思う状態は変わっていません。


 まあこれがいつみてもガラガラではないというのはいったい誰が乗っているのかよくわからない状態なわけですが、今回は本題ではないので最後に書きます。


 山線を廃止することが決定したのはすでにご存じかと思います。

 https://www.asahi.com/articles/ASQ3W7F79Q3WIIPE00D.html

 乗車人員の多い余市町が年間4億とか5億とかの維持費を負担してでも鉄道を維持することは財政上難しいし(やろうと思えばできるかもしれないが、借金まみれになって会計監査院に発狂されて財政再建団体になるのがオチ)、ましてや住民が乗っているのかどうか疑わしいほかの仁木、共和、倶知安、ニセコ、蘭越、長万部の各自治体が金を出してまで維持するのは費用対効果はないといえるので仕方がありません。

(札幌から余市駅までを一括で経営分離するという話であればできるかもしれませんが、JR北海道がいいとは言わないので無理でしょう。)

 倶知安町長や小樽市長はさっさと撤去しろと騒いでいますが、一つだけ重要なことを失念していました。


 それは有珠山が噴火したときどうするの


 ということを忘れていました。


 有珠山が2000年に噴火してから20年以上が過ぎ、噴火サイクルから見ても北海道新幹線ができるのが先か噴火するのが先かという問題があると思いました。


 なので、2022年最後に山線を鑑賞することとし、併せて、駅を滅ぼした砂原支線の鑑賞も併せて行いました。

 砂原支線は夜なので何も見えなかったけど。



 〇概要と有珠山噴火時の実施作業


 有珠山の噴火履歴

 気象庁より

 https://www.data.jma.go.jp/vois/data/sapporo/112_Usu/112_history.html


 内閣府より有珠山が2000年に噴火したときやったこと


 https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/usuzan/database/03/05/03/uzn030503_01.htm

 https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/usuzan/database/03/05/03/uzn030503_01.htm


 山線の貨物輸送量って10両編成5往復って、室蘭本線24往復の5分の1の本数じゃん。


 なのでJR貨物は山線なくてもいいですねってなったんですね。

 っていうか、結局滅びたら船便輸送で何とかするか、長万部から札幌までトラックというのが主流なようです。


 思ったんですが、苫小牧から青森とか八戸まで船で運搬すればすべて解決するんじゃないか説が出ました。


 船で運べば、函館から長万部までの線路どころか道南いさりび鉄道もまとめて廃止できるので、JR貨物が第一種鉄道事業者にならない限りはどうせ滅ぶんだから、滅ぼしてもいいと感じました。



 おわり。


 終わったら文献調査でおしまいじゃないか。


 鑑賞編


 山線の長万部行の始発は10時13分札幌駅発なので、そこまでグダグダしていました。

 最初は年越し留萌そばでもやろうかと思いましたが、普通列車だと朝6時なのでかったるいのと、10分で食さなければいけないのとやっているのか不明だったので止めて山線を見ることにしました。

 その日に帰るか函館行って藤代支線と砂原支線の鑑賞をしようか迷っていましたが、家帰っても仕方がないので函館に行くことにしました。


 考えなおしたら、去年も正月は函館にいました。


 5号車に乗ったら混んでいました。

 観光客だらけでした。

 小樽どころか後述するように倶知安までずっと立ちっぱなしでした。


 小樽まで行ってH100系に乗り換えましたが椅子は埋まっているので散々でした。

 後妙に晴れていたし。(日本海側なので雪が普通。)


 客に関して、住民もいれば○○○、○○○もいるので多様な人間がいます。

 山線の輸送成績に含まれるのは住民ぐらいで、フリーパスで乗る〇○○たちは一律で考慮されるので実際に乗っていても山線の成績に含まれないというジレンマがあります。

 あと、JR北海道の場合フリー切符相応の価格で広範囲乗れるし。


 一日散歩は若干安いけど○○○切符などの他商品と考慮すると仕方がない。


 倶知安までたちっぱなしだったので改札から出ずにそのままいました。長万部行の2本目の列車、札幌から接続可能な列車が来ました。

 ところでキハ40がぼろくなったから減便するとか言って減便して、H100 作ったけど増便されませんね、まあ増便いるのは山線ぐらいだけど。


 札幌小樽6両→小樽倶知安2両→倶知安長万部1両とだんだん減少していく列車。

 だけど立ち客ばっかでした。

 なのでロングシートに座れた俺最強。


 たぶん倶知安から長万部は滅ぼしてデマンド交通以上の需要はないと思います。

 なので、車を運転できない人は今のうちに観光したほうがいいと思います。


 ですが通過するだけなので雪景色ばかり見ていました。

 というか途中で降りたら再離脱不可能になります。


 ただバクシンするしかないところなので、沿線観光に使えないという悲惨な事態になっていると思います。なので黒松内とかはその辺は放置で。


 まあ山線はいつものごとく謎の混雑をしているわけで、それが在来線が新幹線になって変わったからって地域住民にとってはバスで十分な輸送量だし、もっと言えば自家用車のほうが便利だから列車なんか乗らないと思うので滅ぼされても仕方がないでしょう。


 長万部についたら、そば屋は営業終了、かなやは大みそかなので早めに店じまいとなっていました。

 やはり僕が一番嫌いなのは大みそかです。結局セブンイレブンが最強でした。

 その後、鹿部経由で函館まで行きましたが、誰も乗ってません。というか、同業者だけなので、滅ぼされても仕方がないと思います。


 函館駅に着きました。

 相変わらずキハ281系は放置されていました。

 個人的には太良町に売って博多から長崎までキハ281特急を走らせればいいと思う今日この頃。

 回送は便器とエンジンだけでOKなんで。あと保安設備と。

 まあJR北海道に中古車を売りつけるという知能があれば話は別でしょうけど知能がないので。あ、考えなおしたらJRイン函館にキハ40ルームみたいに作っておけばOKか。


 帰りは藤代線の車窓をとっておきました。

 そのうちというかすぐ消されるからね。

 

 たぶんJR貨物が第1種鉄道事業者になって長万部から新函館北斗までを維持しなければ鉄道貨物輸送なんかできないと思います。


 おしまい。


 おまけ

 

 函館は素晴らしいので正月から飲食店が営業していました。

 正月から飲食店をやることは素晴らしいことです。

 函館バスの路線バスは函館長万部線とかは休んでたけど。



 おしまい。



















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