第13話 ――青春って、ぶっちゃけめんどくさいですよねえ。ねえ? 聖人ジャンヌ・ダルクさま……
「あ……あんたも金髪じゃんかい!」
新子友花は、新城・ジャンヌ・ダルクのその髪を指差して言い放つ!
「もう……新子友花さん。落ち着いてくださいね。新城さんは、まだこの学園の、もうすぐ転校してくる生徒なのですから……」
一方、もうもうと言った具合に手を招いて、新子友花を諭す隣の席に座っている大美和さくら先生。
「そうよ、友花。彼女はまだ、今は見学の身なんだから……」
慌てて、新子友花と新城・ジャンヌ・ダルクの間に入って、仲を仲裁しようとする神殿愛。
「……いやいや! こいつから言い放ったんじゃんか! あたしのことを金髪とかなんとか」
指差すそれは一直線に、新城・ジャンヌ・ダルク。
「あは~? 金髪だから金髪って、何が悪いの新子?」
髪をバサーッとして、
「こう言っちゃ~まあ、フランス生まれの私、新城・ジャンヌ・ダルクは生粋の金髪ですってことを、お知らせあそばせしま~す」
その肩上までの髪の毛をなびかせた。
「ついでに、これ地毛ですよ。ふふっと」
ついでに余計な一言を言っちゃった……。
もんだから……
「あ……あたしも地毛じゃんってな!」
新子友花は席を立ち! ――怒り心頭に地毛の金髪を逆撫でる。
「……あ、変な日本語、私分かりませーん」
ダメダメポーズ――両手を上の空にかざして、新城・ジャンヌ・ダルクはそう言って。
そしたら――
「んもーー!!」
やっぱり……新子友花お決まりお約束のセリフがここで出ました。
「まあ新子? んもーー!! なんて日本語はありませーん。知ってあそばせ??」
ここでグイッと詰めよる、新城・ジャンヌ・ダルク。
(このラノベのタイトルでもあるし、それを言っちゃ~おしまいじゃね?)
「あ……あんたに日本語の何がわかるじゃい!」
見ると、なんだか変な汗かいてる新子友花。
その心は……図星(ズッキューン、ドキューン……)。
そんでさ、言わなくてもいいのに、
「ふふ……新子友花さん。まあ……『んもーー!!』は日本語として変で……すよね」
なんだか愛想笑いをつきながら、大美和さくら先生が仰ると、
「新子友花さんも……もう長くラノベ部の部員なのですから、その……少しはちゃんとした日本語を選びましょうね」
ふふっと愛想笑い……もとい、少し慰め感ありの微笑む姿を見せた大美和さくら先生だった。
(たぶんね、ずっと前から言いたかったことをこの場を借りてさ)
「……大美和さくら先生。はい、分かりました」
だけど、なんだかしょぼんしちゃう新子友花。
先生の仰ることは至極当然なのだからね……。
「ほら! 友花ってば。喧嘩しても何も変わらないんだからね」
思わず駆け寄る神殿愛。
「新城・ジャンヌ・ダルクさんは、フランス人なんだから――」
……でも、その言い方も変だよ。
「フランス人がよくて日本人が劣っているって、あたしが証明しちゃったって言いたいの?」
「誰も言ってないってば……友花」
君はどんだけ自意識過剰? この小説で日仏友好関係を破壊しちゃったらダメだよ。
「私が友花に言いたいのは、フランス人なんだから、金髪って当たり前でしょうって」
いやいや、それも変です。
そもそも生粋の金髪って北欧民族くらいですよ。マリリンモンローとか、あれ染めてますから……あしからず。
「あ……あたしの金髪って正真正銘地毛やから…………ごめんあそばせ!」
新子友花よ……自慢したかったのか?
「もう友花って、分かってるよ、みんな……」
と言うなり、髪の毛をさわさわとする神殿愛だった。
……うん。
新子友花は、まるで猫が撫でられているかの様子で大人しくなる。
「そうですよ。新子友花さん。髪の毛とかそんなことで言い争うことは、好ましくないですよねぇ。まあ……差別とは言いませんが、あなたもしっかりと礼拝の授業で学んできましたね」
と……大美和さくら先生も新子友花の髪の毛を撫で始めた。
「……聖人ジャンヌ・ダルクさまは仰った――聖人さまの生涯の一節ですよ」
「……はい。大美和さくら先生」
新子友花は胸前で十字を切り、そのまま両手を握り締める。
「――聖人ジャンヌ・ダルクさまは、故郷ドンレミから神のお告げを聞いて、それから、しばらく旅路を歩み一つの村へと入りました。その村は今まさに英国との戦争に控えて、志願兵が集う村でした」
「そうですよ……」
大美和さくら先生は優しく撫で続ける。
「どうして、私ジャンヌが志願兵になれないのですか? 私が女だからですか? と仰ると、その村の兵を指揮していた長は、お前は――ジャンヌ・ダルクは、故郷の村でずっと羊飼いとして生きてきたと言ったな。そのお前が、どうしてわざわざ戦場へと行こうとするのか? 私は兵隊は女でも構わないと思っている。 ジャンヌ・ダルクは言いました。
だったら、私をどうか騎士へと入隊させてください。この私は勿論女です。ですが――祖国フランスを守る気持ちに、男女の違いなんてあるのでしょうか?
ジャンヌよ。お前は最初に言ったな。ドンレミの羊飼いの時に神からお告げを授かったと……その証拠があるのか? いくら戦況が芳しくないとしても、お前が神からのお告げを授かったと言われても、それだけではお前を入隊させられない。ジャンヌよ――お前を信用したいのは本当だが、いざ神からお告げをと聞かれては、疑心に思う私の気持ちも分かってくれ」
「――新子友花さん。良く暗記していますよ」
「はい先生」
「――聖人ジャンヌ・ダルクさまは仰って。……私は神から聞きました。我祖国フランスの新しい戴冠式の日付を知りました。それは私がいなければ行われず、私でなくては成し遂げられないことを聞きました。その日付は――1429年7月17日です。これを証明する為には、私は今すぐ騎士へ入隊するしかその証明は、決してできないのです。ですから……」
「本当によく覚えていますね。新子友花さんは」
「……………」
新子友花の俯いていた自分から、少し顔を上げて、
「……はい、大美和さくら先生。だって、この日付ってあたしの誕生日だから――」
撫でられている横にいる大美和さくら先生を上目で見つめて――その眼にはうっすらと涙が見えた。
「うんうん……新子。お前は、けなげじゃから我、新城・ジャンヌ・ダルクが聖人ジャンヌ・ダルクに代わり――」
と、新城・ジャンヌ・ダルクが新子友花の傍に、いつの間にかいて、その金髪の頭を同じく撫でていた。
「にゃ?」
猫の逆撫の拒否時の如く、新子友花が拒否った。思いっきり手で払い退けたことを、書き足そう。
「……あ、あんたに聖人ジャンヌ・ダルクさまの何が分かるってばさ!」
「もう、新子友花さん。そう言う日本語はいけませんね」
大美和さくら先生が新子友花を諭す。
「こらって! 新城・ジャンヌ・ダルク!!」
ぐるっと向いた方向は、勿論彼女――
「お前に、何が……聖人ジャンヌ・ダルクの代わりになんだ?」
ちょいイラつき目線を向ける新子友花。
聖人ジャンヌ・ダルクさまは、新子友花にとって、とっても大切な精神の拠り所だからね。
「だって! 私の名前にもジャンヌ・ダルクあるのですよ! 新子」
「……ああ」
すぐさま納得の新子友花だった。
まるでアップルティーって、ぶっちゃけなんでもいいよね〜と品種なんてよく分かんないし、日本人なんだもんあたしだから――という潔白さだった?
たぶん……いやそうだ。新子友花は生粋の日本人なんだから――
――何故か談笑する場面のラノベ部である。
「えッ? ジャンヌ・ダルクと同姓同名なんですか?」
「はい!」
新子友花の率直な質問に、新城・ジャンヌ・ダルクがあっさりと返答した。
「両親がドンレミ出身でして。だからってこともあって、ちょうど両親の苗字が『ダルキー』とか『ダルケル』とかだったっけかな?」
新城は髪の毛を触った。
「その発音が似ていて、いつの間にか『ダルク』で行こうって両親が勝手に決めちゃって……私は生まれてもいないんですけれど」
「……そんなことがあるんですか?」
神殿愛が尋ねた。
「あはは、ないと思います! たぶん両親が勝手に決めたことだと――あははっ」
新城は顔を指で突いた。
「……まあ。新城・ジャンヌ・ダルクさんも、色々とご苦労がありましたんですね」
向かいの席に着席している彼女を、大美和さくら先生がじっと見つめて言った。
「いやいや……まあ、どうなんでしょね。あははっ」
新城は少し恥ずかしげに――それから、
「私の名前も『ジャンヌ』ですけれど、これもよくある名前でして。実際には『ジェーン』とか言われたことも、幼い頃にありました。でも、今はジャンヌで通っていますよ♡」
「通っていますよって、でいいんだ……」
いいんだろうか? と少し頭を上げて考えた新子友花。
「だから、私の名前はフランスでは『ジャンヌ・ダルク』ですかね。あはは……なんか松田聖子とか、松田優作とかですかね。日本では……」
見識深い新城・ジャンヌ・ダルクだ。よく日本の芸能人の名前を、それも昭和の時代をなんで知ってる?
「……じゃあ、新城って名前は?」
隣に座っている神殿愛が尋ねる。
「んまあ、これこれこういうことがあって、だから」
「だから?」
神殿愛がグイッといつものように顔を近付ける。
それを見るなり、
「……実は、これ偽名なんです」
と言って、神殿愛から少し顔を避けてそう言った新城・ジャンヌ・ダルクだ。
「偽名?」
新子友花。
「はいそうですよ。新子友花さん」
大美和さくら先生、落ち着き両手を膝に揃えながら、
「――新城・ジャンヌ・ダルクさんのご両親は、今もフランスで健在なのですから。まあ――彼女がこうして聖ジャンヌ・ブレアル学園に転校してきたことには――それはこれから、おいおい……お話ししましょうか? だってまだ彼女は転校していませんからね。今日は見学ですよ!」
「……はい」
「……分かりました」
新子友花と神殿愛は、揃ってこう応えました――
紹介しょう!!
新城・ジャンヌ・ダルクはフランス人で、これから聖ジャンヌ・ブレアル学園に転校する予定の17歳である。
髪の毛は肩上までのショートヘアーである。髪の色は金髪。なんか主役と被っているけれど。ここは欧州の文化を立てて行こうか。
なんだか、これがフランス人の女の子なのか? って思うような口調と気持ちが、言葉によく出ている。
本人は全く自覚ないけれど、日本語は達者なようで……でも、少しおかしいよね?
背丈は神殿愛と同じくらいである――
性格はというと、凸凹の出てるほうだろう。
ガラガラ――
部室の扉がおもむろに開いたぞ。
「……お疲れです。ちょい遅くなりました」
入って来たのは――
「あら、忍海勇太君ですか?」
「はいそうです。忍海、来ましたって……」
部室に入るなり、忍海勇太は立ち止まって、
「……あの、俺の席に座っているっけ?」
人差し指で自分の席――それもラノベ部の部長席を指刺して言った。
「はい、そうですよ。忍海勇太君」
ふふっと……いつもの大美和さくら先生の微笑みを、忍海勇太に見せる。
「あら? ラノベ部だったのん??」
新城・ジャンヌ・ダルク呟いた。
――刹那
「――だったのん?」
「のん? ってなに?」
立て続けに新子友花と神殿愛が食いついた。
――まあ、更にねえ。
「友花ちゃーん!!!」
「げっ! 東雲。あんた、なに部室までって」
おもむろに、今度入ってきたには
「だって、友花ちゃんがおいでって誘ったから、私達って幼馴染みの子供の頃からの大親友じゃん!」
「夕美ちょ! 今日部室に来るってのわさ、夏の合宿の資料とかを、一緒に整理して、断捨離とかなんとかを手伝ってっていう意味で……さあ」
「――友花ちゃん。私、全然分かんないし」
この東雲夕美という人物は、今は紹介せずとも――そのうち嫌というほど出てくることになりますから。
ということで……。
話を戻して――
「あなたって、ラノベ部だったんですね」
新城・ジャンヌ・ダルクが言い直す。
「……あ、ああ」
続いて、忍海勇太が返して――
「勇太? だったの? とか……だったんだ……とかさ」
グイッと仁王立ちしている新子友花。
「……勇太様? この女子と、一体どういう関係なのかしら?」
これも同じく、グイッと仁王立ちしている神殿愛でして――
「まあまあ、皆さん、青春まっしぐらってねえ……」
一人一人の血相を鑑みて、大美和さくら先生がみんなを手探り――必死に一人一人に対して、手招きして諭そうとしている……。
だけれど――
忍海勇太が、みんなを見ている。
「んああ……だって彼女は」
「彼女は? 勇太」
「彼女は? 勇太様」
ついでに、
「彼女は、勇太君?」 ← 東雲夕美
そんでもって、
「まあ、彼女は先生ですよね〜」
最後に、どさくさ紛れた大美和さくら先生の大胆パワハラ、セクハラ??
「お前らって、部活開始、その早々なんなの?」
忍海勇太が髪の毛を触り、
「……その俺の席に座っている新城・ジャンヌ・ダルクさんは、俺の家の隣に引っ越してきた……ご近所だからさ。知ってるってことだ」
「にゃ?」
新子友花――そして、
「んもーー!! 勇太バカ」
渾身のポーズで噛みついた、新子友花である。
「あのさ……お前何がバカなんだ。俺がちゃんと、知っていることを教えて……」
「そうだよ、友花ちゃん」
と次に言ったのは東雲夕美。
「あにさ~夕美?」
不機嫌ご機嫌斜めの新子友花、心情は……なんとなくだがよく分かる。
「えっとね、友花ちゃん!」
対する東雲夕美はあっけらかんとして、
「今日、新城・ジャンヌ・ダルクさんが学園に来るって、私知っててね……」
「今日? あにさ~」
ほとんど八つ当たり状態の新子友花。
「……あはは」
その表情を見つめ、東雲夕美は人差し指で自分の頬を触っている。
「……まあ、彼女を学園に招いたのが、私の両親でして――どうしてかって聞いちゃうよね? 聞かなくてもいいけれど。まあ端的に言えば、フランス支社の輸出入関係の――その繋がりで話がまとまって。だから、友花ちゃん……。私は新城・ジャンヌ・ダルクを……その招いたって、いやいや……そうじゃなく、つまりは……よく知っているしって…………ことで」
その頬を触った人差し指が、止まる。
「……………」
必然? 当然? いやいや憮然。 新子友花――
「皆さん。本当に青春まっしぐらですね……」
大美和さくら先生はそう言うと、
「まあ、これから色々と奇々怪界な出来事が、このラノベ部で巻き起こること……必死ですねって」
ふう……
いつもとは違う。微笑みじゃない! これ、ため息じゃん。
大美和さくら先生――先生って。
「……勇太?」
新子友花が聞いた。その相手は。
「……まあ。お前、そういうことだ」
試論? 空論? いやいや勿論。 忍海勇太である――
……と、よせばいいのに。
「んも~! ダーリン勇太ちゃん」
「……おい、近いって。みんなが」
新城・ジャンヌ・ダルクが立ち上がり、なるや否や――おもむろに忍海勇太の腕をグイッと鷲掴んだ!!
「おい勇太、その様は? ついでに、お前言うな!」
おいそれそれってな具合に、指を、指し指して問い詰める。
「あ~ら新子! 私はダーリン勇太ちゃんに、お前と言われて快感ですことかしら?」
「おい!いきなり……」
「い~じゃないですか。ダーリン勇太」
ちゅ
――まあ、ほっぺにキスしましたよ。
(ほんと、よせばいいのに……ねぇ)
勿論、それを見て新子友花はというとねぇ。
「んも――!!」
そりゃ怒るわい。
「ね〜え? ダーリン、昨日のお呼ばれした後、夕食会のお茶ってアップルティーでしたよね」
「ああ……」
こういうのをトラブルメーカーと称するのか? タジタジしている忍海勇太に、新城・ジャンヌ・ダルクは更にグイグイと迫り来る。
彼女の行為はワザとなのか? それとも、フランスガールだからなのか?
「あのアップルティーって……、もしかして、フランスはノルマンディーのリンゴでしょうか?」
顔を撫で撫でして……作者ももうこれ以上は、主人公に『あんた! どっちの金髪を取るの!』ってねぇ。
ふう……
「ああっ……両親が、フランス旅行のお土産に買ったアップルティーだとか?」
「ええー! ジャンヌ・ダルク嬉しい」
刹那――
新城・ジャンヌ・ダルクは鷲掴みしていた両手を放し、およそ2歩さがってから……その両手を胸前にもってきて『♡』を作りました。
キュンてやつ…………。乃木坂とかの女の子達がやりそうな、あれです。
「これ! ジャパンガールの最高の愛情表現で~す」
いや、それは違いますって……。
「あのノルマンディーのアップルって、私の大好きなリンゴですの――だから、ダーリン勇太ちゃんにもう一つ」
ちゅ
「おい、お前。愛から聞いたぞ! マリー・クレメンス理事長室の会話だ!! ノルマンディーのアップルは、南仏口に合わないって……。お前、言ってたって!!」
新子友花は、怒り骨頂である。
RPGで例えるなら『スーパーハイテンション』ってやつです……。
で、あるからして……
「あ~ら、言いましたっけ? 覚えていませんが?? 新子!」
と言いつつ、今度は忍海勇太の頬を撫で撫で……本当に、もう……ねえ…………。
「んもーー!!」
お約束のセリフ、言いました。
まるで、アダムとイブのリンゴの話の如く。悪い蛇に唆されるのを邪見するかのように。
まあ、人生ってこういうもんです。
「あ……新子友花さん……あの、落ち着きましょうか? ねえ? ここはひとまず……」
慌て大美和さくら先生が、両手でまあまあと新子友花を止めに入る。
ふう……
大きくため息をついて……また。
「――青春って、ぶっちゃけめんどくさいですよねえ。ねえ? 聖人ジャンヌ・ダルクさま……」
それから、静かに胸前で十字を切り、手を合わせた大美和さくら先生である。
――大美和さくらよ。
お前も、私と同じく見守ろうぞ――
そうしようよ――
サイドストーリー 終わり
この物語は、ジャンヌ・ダルクのエピソードを参考にしたフィクションです。
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