百鬼夜行

黒猫

プロローグ「K」


「レディースアンドジェントルマン!!少年少女紳士淑女の皆様、ようこそいらっしゃいました!!」


突然ステージにスポットライトが当たり、その女(?)を照らされた。

仮面をつけており素顔は分からず黒いスーツ黒いマントをみにつけた、やせ細った女のようだ。

そして、なぜ自分がこの会場にいるのかは分からない。

だが、ここにいる嫌悪は感じなかった。


「私は案内人…【K】とでもお呼びください」


【K】と名乗る女は何故かソワソワしている。


「これから語るのは私の大好きなお話であります。」


そう言って彼女は語り始めた。

とても美しくそして残酷な物語を……

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