この国で差別される民族出身の俺が【世界最強スキル保持者】悪役令嬢だった奴や最強兄弟と世界を変える

いわいわ

第1話

ここは【ディオ王国】、【グラシャア大陸】の南方に、位置する王国 。


その王国の西端に位置する村【シンライ】この村には、ライ族がすんでいる。


ライ族は過去の歴史からか、周りの民族から差別されいる。


そんな村に生まれた、この子の名前を【サイラ=ランド】という、軍人に憧れ毎日、毎日特訓をしていた。


そんなサイラは16歳のあの日に第一の差別を受けることとなる。


★ ★ 面接       ★ ★


「今日は王国警備軍の面接の日だ…」

「はい、サイラさんね、ぁーシンライ出身…」

「はい!」

「シンライ出身者の入隊は、ちょっとねぇ…」

(えっ…シンライ出身だから入隊できない…?)

「ちょっとねぇ私たち的には辞退していただきたいですなぁ…」


俺は、面接会場から走り去った…泣きながら

(シンライのせいなのか?…俺の愛していた村は何だったんだ?)

頭の中では、過去の記憶がグルグルと回り始めた。



★ ★ 回想 【幼少期】    ★ ★


(そういえば…学校に通っていた時、からかわれていたような…)


「お前、シンライの出身なんだろ。」


「だからなんだよ!!」


「うちのかーちゃんが言ってたけどなシンライの野蛮族と、絡むと不幸になるんだろ!」


「そんなことあるわけねぇだろ!」


(周りのみんなからも、避けられていたような…)




★ ★ ★ 現在   ★ ★ ★



思い当たる節は、沢山あった。


俺は悲しくなった。


愛していた村、シンライのせいで俺はこんな仕打ちを受けていたなんて…


もう俺には生きる気力なんてなかった。


(こんな苦労を永遠にするんだったら…)


俺はもう死のうと考えた。


だから俺は、村の人もなかなか寄り付かない呪いの森【ザルカの森】に足を踏み入れた、幼い時あの森には魔女が住んでいるから近づいてはいけないと教わった。


「あー俺、悪い子だなぁ呪いの森に、入っちまうなんて…」


ザッザッザッザッ


静かな森に、俺の足音だけが響き渡る


ザッザッザッ タッタッタツ


(あれっ?俺の足音の他に、聞こえないか…)


俺のスピードはどんどん速まってくる


数分すると足音は、俺のものだけとなった


(俺の勘違いかぁ…)


と、思ったその時


「うぁぁぁぁぁっ!」

「キャァァァァア!」


「おっお前は、誰?」


「えっ?アンタこそ誰よ!私のホームグラウンドに侵入してきて!訴えるわよ!」



少し落ち着いたのち、自己紹介ときた



「俺は、サイラ=ランド…出身はというと……」


「出身は、その容姿からすると…シンライね」


「……っ」


俺は、もう終わりだ…また差別されると思ったら


「私は、ルカ=テンス!よろしくっ!」


「えっ?差別、軽蔑、しないの?」


「はっ?何言ってんの?サイラ、差別なんて馬鹿な人間がするものだし、私…人間じゃなくて…魔物だし。」


「えっ?ルカさん魔物なの?」


「私、実は…魔女なの…」


「まさかっ!この森にいるって噂の魔女!?」


「その噂の魔女は私のおばあちゃんなの… 」


この世界では、魔物も差別されている

同じコンプレックスを持つもの同士、意気投合してしまった。


「てか、アンタめちゃくちゃ体からパワーが、溢れ出てるんだけど…」


「まじで?俺には全く感じないけど…」


「てことは、裏スキルね…、感知してあげるわ」



感知結果   「皇帝気質エンペラーチャレクター」


「すごっ!こんなスキル見たことないわ!」

(実は、すごい逸材だったりして…)


「まじか!俺に、こんなスキルが!」


「でもこのスキルは、この世界で発見されていないから、自分で使い方を見つけていくしかないのよね…」


俺はこれを聞いて自殺なんてことは完全に忘れ希望に満ちていた。

自殺なんてやめてよかった!


★ ★ ★ 旅に出る  ★ ★ ★


俺は、魔女のルカとの出会いで、超裏スキル【皇帝気質エンペラーチャレクター】を持っているということを、発見した。


このスキルは、世界で1人しか保持者がいないと思われるスキルで、どうすれば能力が出るのか、まったくもって不明なのである。


発見するための旅に、出ることにした


「ルカ〜!一緒に旅に出てからヨォォォ」


(どうしようかなぁ…うちは魔国協会から森の守護者を任されいるんだけどなぁ…)


「頼むヨォォォぉ」


(こっちの方が、有益っぽいな……)

「わかった…ついていくよ!」


「やった!!」


こうして俺とルカは、旅に出ることにした。


グラシャア大陸の国を回るたびに出た。




つづく

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