炎天下座布団
洗濯ものがよう乾くのじゃ。
梅雨の時期はじとじとじゃったが、夏の日差しでカラッとしておる。
せっかくじゃったので、縁台で座布団も干したのじゃ。
いつもはネコのゆきまるが座布団を占領するのじゃが、夏場は涼しい所で昼寝でもしとるじゃろ。
流石に夏の日差しで熱くなった座布団は強烈じゃ……。
どんなものかと座布団に手をかざした時、ゆきまるがどこからともなく現れて、
わらわの手を座布団に押し付けおったのじゃ。
「アチチチなのじゃ!」
火傷しそうなほどの熱さだったのじゃ。
ゆきまるが縁の下の方へ逃げてゆくのじゃ。
悪戯好きな猫じゃのうまったく。
弟子はゆきまるを手名付けられるかのう。
おちょくられている姿が目に浮かぶようじゃ。
http://gineiroku.web.fc2.com/deshi.html
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます