あんたいとる！-untitled!- 4

Act:51『あ、どーも、姫ちゃんです☆』

姫「おはよう！」

悠「おはようございまーす！」

姫「むむむ、何かなこれはー？」むにっ

悠「ひゃっ！？」

姫「こんなに素敵なおっぱいをぶら下げちゃって～～！

　　姫ちゃんに触ってと言ってるのかしらー！？」

悠「や、やめてくださーい！」

姫「うふふ……。あ、どーも、姫ちゃんです☆」

悠「だ、誰に言ってるんですか！？」

智「……朝からウザい絡みです」

姫「ちょっとちょっとー！　先輩に向かってそんな言い方ないでしょ！」

智「……」

姫「なんとか言ってよ～……えいっ」ぺったーんっ

智「！！」

姫「……うーん……、悠ちゃんと比べると…でも安心して！

　　姫ちゃんは智ちゃんのおっぱいも好きだよ！」

智「ぶ、ぶっころすですっ！！！」

――――――――――

姫「あっ！　蛍くーん！」

蛍「あ……姫先輩……」

姫「どーして姫ちゃんを見てそんな顔するの？

　　姫ちゃんとっても悲しい……」ぐすっ

蛍「うわわ、泣かないでください！」

姫「じゃあ……んっ」

蛍「な、なんですか？」

姫「仲直りのチューしよ？」

蛍「！？」

蛍「な、なんでですか！？」

姫「や～ん、蛍くん顔真っ赤！」

蛍「そ、そりゃあなりますよ！　驚いた……」

姫「ほっぺたくらいいいでしょ？」

蛍「いや、そういう問題じゃなくて……」

姫「大丈夫っ、蛍くん以外の男子とはしないから」

蛍「何が大丈夫なんですか！？」

姫「……あ、女子は別だけどね！」

蛍「！！？？」

――――――――――

姫「ゆめっち～！」

夢「姫せんぱい！」

姫「うっわー！　まぶしい！　今日もほんとに可愛いね～♪」

夢「えへへ、照れちゃうなぁ」

姫「チューしてもいいかな！？」

夢「ん～、しちゃいます～？」

蛍「夢、お前はしたらまずいぞ……」

姫「可愛い女の子みんなとチューするのが私の使命っ！」

蛍「じゃあなんで俺とキスしようとするんですか？」

姫「んー、蛍くんは特別だからかな？」

蛍「特別……？」

姫「うん！　で、チューしてもいい？」

蛍「だ、ダメです！」

姫「唯ちゃんみーっけ！」

唯「おや、姫先輩」

姫「……今日こそは！」バッ

唯「おっと」ササッ

姫「むむっ！」ババッ

唯「ふふっ」サササッ

姫「もー！　なんで避けるのよ！」

唯「ボクの頬に軽々しくキスなんてさせないですよ、先輩」

姫「ううーいつかしてやるっ！」

姫「京ちゃん、キスしよ～♪」

蛍「！？」

京「ええで！」

蛍（良いのかよ！？）

京「んっ！」

姫「えっ！　く、唇......？」

京「チューやろ？　お口でするんちゃうん？」

姫「そ、それは……は、恥ずかしぃ～！！///」

京「あ、姫っちー！　行ってもた……

　　ほたるくん、ウチなんか嫌なことしたんかな……？」

蛍「いや、特には……あと蛍（けい）だ」

　（唇は恥ずかしいのか……）