18歳、私の答え。

@batterachan

第1話 綺麗な花こそ摘まれやすい

優しい人が誰にも迷惑をかけずに忽然と命を絶ってしまった。

優しい人が誰にも迷惑をかけず、最後まで優しい人で居続けた。

とても悲しいことだ。


優しい人こそ傷つきやすく、抱え込みやすい。

それを美徳と言う人がいるけど、納得がいかない。

バカだねぇと愛してあげてほしい。


日本人は抱え込み体質の人が多い、自殺する人が多い。

この背景には日本の社会構造が否応にも関係してくる。

けれど、ここで、日本の社会構造のせいにするのはよくない。

この社会構造を作っているのは一人のリーダーではなく、私たち一人一人だ。


優しい人が優しいまま、亡くなってしまった悲しいこともあったけど、嬉しいこともあった。

Twitterで自分の「ありのまま」を吐露する人たちが増えてきて嬉しい。

共感してくれる人をちゃんと探せているから。自分を知ってもらおうと行動に移したから。


例えば、

私は看護師です、教師ですというように自らの職業や立場を明かした上で主張・不満を不特定多数に暴露できるようになった。


コロナの状況下で言えば

看護師が、「私だってご飯食べるし、寝るし、休みの日だってあるし、娯楽だって楽しむ」 と訴え、

看護師が演劇を観に行ってコロナウイルスに感染したことに対する批判の言葉に反論していた。


今の時代生きるために仕事をしている人が多い。かつてのような職業に対する固定観念は改めた方がいいのだと実感した出来事だった。


そんな具合に自分の持つ知らないうちに身についてしまった固定観念は柔らかくなり、新しい観念を迎えることができる。


そして、そのツイートが伸びるに連れて私のように共感する人が増えたり、共感こそしなくても観念の存在を知る人が増えたりする。


いろんな想いを知ることで私の感覚も研ぎ澄まされていって

私がいろんな人の共感者になる。いろんな触手を持った共感者が増えると

もっと生きやすい社会になるんじゃないか。最近そう思う。


だから、知ることは大事だ。知ろうとする気持ちが大事だ。

それを真摯に受け止められる心の余裕も欲しい。

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