第23話 リミットブレイク

『おい!無視するなと言っているだろ!』


 え?さっきからずっと話しかけてたの?

 攻撃してくる気配がないから考え事してたんだけど...

 なんか怒ってるみたいだし...


『もういい!無視するなら容赦しねぇ!』


 そういってリヴァイアサンは突進してくるが、それをクロウは顔色一つ変えずに避ける。

 クロウは反撃しようとするが、ステータスの差が大きすぎるため、目では追えているが、体は追いつけていない。

 その後も、何度もリヴァイアサンが攻撃してきたときにすぐに避けて攻撃をしようとするが、やはり体が追いついていかず、ぎりぎり避けられるが、攻撃するところまでには至らない。

 このままじゃ攻撃され続けていつか負ける...

 何か打開策はないか必死に考えるが、何も思いつかない。

 もしかしたらと思い、神様に与えられた新スキルを見てみる。

 すると、なんと今の状況を変えるためにあるかのようなスキルがあった。


――――――――――――

「リミットブレイク」

ステータスが一定時間上昇する。

スキル持続時間を短くすればするほど

ステータス上昇倍率が大幅に上がる。

スキル使用後、スキル使用の反動で、

数時間動けなくなる。

――――――――――――


 おぉ!これなら、勝てるかも、、、と思ったけど、ステータスを大幅に上げただけじゃ時間が足りなくて、倒せないかもしれな、、あっ!そういえば、十分だけ時間止められるじゃん!

 よし!これなら勝てる!

 ステータス1000倍でスキル持続時間一秒。

 スキル『リミットブレイク』重ねて、『下位神の領域』時間停止!

 リヴァイアサンがクロウに攻撃する直前で時間が止まった。

 クロウのみが動ける状態になる。

 そして、『スキルウェポンマスター』によって、聖剣の力を解放する。

 すると、聖剣は輝き、クロウのステータスが五倍になる。

 これで、五千倍だ。

 クロウは聖剣を握り、聖剣にクロウの全魔力を注ぐ。

 クロウは全魔力を注いだため倒れそうになるが何とか立ち続ける。

 今まで各上の敵と戦ったことなんてないから使ったことのない聖剣の力。

 聖剣の力を今まで使ったことがなかったためほんとにうまく使えてるのか心配になるが、手元の聖剣を見るとその疑いは一瞬にして消える。

 聖剣は今まで刀身が銀色だったのに対し、今は刀身が金色に光り輝いている。

 先ほどまでの聖剣とは別物と言っても疑わないほど見た目が変わっていた。

 しかしどんどん力が湧いてくるなぁ。

 どんな効果があるんだろうか...


――――――――――――

『聖剣カリバーン(開放状態)』

この世に存在する神器の一つ。

魔力を注げば注ぐほど次放つ攻撃の威力が増える。

時間経過とともにステータス上昇。

全ステータス五倍。

解放時間一日十分まで。

この剣が壊れることは無い。

――――――――――――


 あれ強すぎない?解放する前の効果が確か...


――――――――――――

『聖剣カリバーン』

この世に存在する神器の一つ。

解放条件:スキル『剣術S級』所持者。

     職業が勇者であること。

この剣が壊れることは無い。

――――――――――――


 解放する前は、効果が剣が壊れることがないってだけだったのか。

 いや、それだけでもすごいよ?

 でもね、解放した後とする前じゃ、天と地の差ほどあって比べ物にならないっていうか...

 とにかくすごいね!

 こんなの見たらもう負けないと思ってしまうほどだね!

 これならリヴァイアサンにも余裕で勝てそうだ。


「やってやるよ、おらあああああああああああ!!!!!」




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


最後まで見てくださりありがとうございます!


最近ストーリーが思いつかないので、毎日投稿というのは無理かもしれません!


すみません!でも頑張るので投稿した際見ていただけるととてもうれしいです!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る