名前
私の名を呼んで
もう一度
私の名前を呼んで
愛しい君…
君が居てくれるから
僕もこうして此所に居られる
君が僕を想ってくれるから
僕は存在して居られる
想える誰かが居る人は
どうしてそんなに綺麗に見えるのだろう
きらきらと輝いている
こんなにも美しく優しく
とどまることを知らずに
僕も君の名を呼ぶよ
素敵な名前を
この世で一番美しい名を
君の名前を呼んだら
この世に存在する全てが美しく見える
君が居てくれるから
君が僕を呼んでくれるから
僕は存在を赦される
みんな…自分の存在を認めて貰いたいから
自分の存在理由を知りたいから
価値を知りたいから
誰かに自分を求めて欲しいのかもしれない
必要として欲しいのかもしれない
名前を呼んで欲しいのかもしれない
本当は…理由なんて最初から存在しないのにね
だって…誰かを愛するのに理由なんて要らないじゃない
分かりきっているけど
心が求めて止まない
「君が居る」
ただ…それだけで
それだけで充分だ
僕が存在する証
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