デート3

「うーんメニュー何にしようかな」 


メニュー表を真面目な顔で見ながら瑠璃は悩んでいた。

希堂君はメニュー決まったのと瑠璃がこちらの顔を見ながら言った。


「あーもう決めているとりあえずカップル割りのドリンクバーとマルゲリータにする」


「そうなんだ。私マルゲリータ-とパンチェッタピザで悩んでいたけど、希堂君がマルゲリータにするならパンチェッタピザにしようかな。ドリンクともちろんカップル割で」


「まぁ二人でシェアした方がお得だしな、じゃ店員を呼ぶか」


瑠璃はメニューを決めたのでメニュー表を所定の位置に置いた。


俺は呼び出しボタンを押した。


するとさっきの店員が営業スマイルでやってきてご注文はお決まりでしょうかと聞いてきたので。


「カップル割二つマルゲリータとパンチェッタピザでお願いします」


「かしこまりました。少々お待ちください」


にしてもカップルの時だけあの人テンション高くないか。次のカップルの時もテンション高かったしカップル割になにか秘密でもあるのか。


とりあえず噛まずに注文できたな。時怒気しか外食しないから、注文する機会がないからこれだけの事なのに緊張した。瑠璃がいるから余計に緊張した。

瑠璃にはカッコ悪いところは見せたくないから。


注文を終えるとご注文は以上でよろしいでしょうかと俺達を交互に見ながら聞いてきた。

瑠璃が以上ですというと店員は厨房に向かっていた。


店員が去ったのを確認すると瑠璃が立ち上がりお花積みにいってくるねと言ってトイレに行った。

何で女子はトイレじゃなくてお花積みに行ってくるというのだろう。

やっぱりトイレというと嫌な印象を抱かせるからだろうか。

俺はその間にこれからの予定を考える。


ゲーセンはどうだろうか?でも瑠璃がゲーセン好きだとは限らないよなぁー。ぬいぐるみ取るよと言えばいけるか、だけど甘いとのを食べに行くのはどうだろう?

女子で甘いもの嫌いな人は少ないだろうしな。

俺は目をつむりお釈迦様のように悩んだ。


次の予定について心の中で悩んでたが答えがでなかったので目を開けると、瑠璃がトイレから帰ってきていた。


「そんなに難しい顔してどうしたの?」

瑠璃は子首をかしげながら聞いてきた。

相変わらずアザと可愛いなぁと思いつつ俺は今考えてることを話した。


「これからの予定を考えていたんだ。」

肘をテーブルにのせ顔を手に置きながら言った。これイケメンがやると様になりそうだな。


すると瑠璃は俺同じ体制になりながらうーんと考え込んだ。

俺の真似をするなんて刺すが俺の子と好きなだけあるな、俺的にキュンポイント高いぞ。

100ポイントたまったら膝枕がつく。もちろんポイントは消費しない。


瑠璃はニコッと笑顔になり食べながら決めよと言った。

俺はその笑顔にドキッとしながら心を瑠璃に乱されすぎだなぁと思った。

「ドリンク何がいい?持ってくるよ」 

と俺が気が利く男を装いいつつ聞いた。

女子に行かせる男が多いなか俺は自分で取りに動く。

さりげない優しさが女子はきゅんとするとなにかでみたから早速実践にうつった。

これで瑠璃的にきゅんポイント1ポイントだろう。

「オレンジジュースがいいかな」

俺の顔を見つめながら言った。

そんなにみられると照れるだろ。

「希堂くんって以外に髪切ればイケメンになるかもよ」


間近それは朗報だな。今度子のじゃまになってきた紙を切りに行ってくるか。

俺はイケメンといわれたことで嬉しくなり。心のなかでステップを降りながらドリンクバーに向かった。








 


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