#2
それは、6年前の高校1年生の話
入学式の日
隣に座っていた女の子が
衝撃だった
緊張感と希望に溢れている中
首をこくこくさせて眠っていた
先生達にはバレていないみたい
私には関係ないと思いながら
前を向いていた
入学式が終わりそうになった時
私の肩に何かが乗った
考えなくてもすぐにわかった
さっきの女の子だった
もたれかかってきたのに驚いたが
それ以上に何にも動じなかった私が
ドキドキして顔が熱くなった事に驚いた
そこからその子と
仲良くなるのに時間はかからなかった
また、これが恋心と気付くのに
時間はかからなかった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます