第7話 【プロローグ】俺の嫁は、頭が悪い
俺の嫁さんは、自慢じゃあないけど良く働くの。
正看護師で年収は、600万ってとこか。
あ、俺? 俺は、自宅警備員。
そんでもって、ごはん作るのも嫁、洗濯も嫁、子どもの世話も・・
あ、俺? 俺は、子供たちと遊ぶ、嫁と遊ぶ、あと車の運転。
「働いてみたら?」
一度だけ言われた事がるけど、それっきり。
嫁は、仕事の文句や愚痴は良く言う・・
でも、こんな俺に文句も悪口も、たった一度も言った事が無いんだ。
「お前会社のアイツとかコイツとか、いっつも糞みそに言ってるやん!やのに、なんで・・俺には文句の一つも言えへんねん!」むかし、一度聞いた事があった。
「まさる君は、やさしいから」
ほんま、頭悪いんちゃうやろか?
ありがとう純菜さん。
やさしいのは、君の方ですよ・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます