Tips.住民録④ver.1,2

 Et.13613

 録者“メネ”


 名前: セレネ

 年齢:非公開

 種族:非公開

 性別:女性

 体重:49kg

 身長:159cm

 B :80

 W :68

 H :84



 容姿:

 絹を思わせる手触りの銀髪は癖のないストレートヘアーが特徴で、大体セミロングの長さで整えているな。昔は気候や気分に合わせて色々なヘアアレンジを楽しんでいたんだけど、魔王襲撃を境に殆どしなくなってしまった。

 瞳は黄色味の強い茶色で黒目に当たる部分が少し大きくてぱっちりとした目だ。私よりも目付きが優しいんだけど、昔よりも少しだけ険しさが強くなってきているよ。

 背の低さも相変わらずだが、以前より気にしなくなったみたいだ。体の起伏は以前通り、殆どないからスレンダー体型のままだ。起伏は薄いけれど骨盤がしっかりしているからくびれが思っているより目立つんだよ。結構エッチというか魅力的だと思うんだけど、本人は自信がないらしい。手足もスラッとしてて、ちょいとばかし羨ましくはあるんだけどな。



 服装:

 基本は私と同じだ。濃紺のモンク・ローブとレースアップ式のブーツを履いている。暑い日を除いてケープレット(肩を覆う程度の小さ目のケープの事)を着けているな。帳簿を付けたりすることが多いからドローインググローブを着用することも多い。あとは腰ベルトと一体型のメディスンバッグを着用する。

 バッグの中身は各種アンプルと数本の試験管に携帯食料だな。蒸かして練った芋を乾燥させて抗菌作用のある葉で包んだものだ。正直味は良くないし、口から水分が奪われるのが辛い。

 食感と味の改良は以前として難航中だな。

 姉さんの私服は基本的に肌の露出が少ないものとゆったりとしたラインの物が多いんだけど、ここ最近は殆んど見ていない。常にモンク・ローブを着用しているといっても良いくらいだ。



 備考:

 魔導杖マジック・ロッドを主体とした広域殲滅戦を得意としている。ピンポイントで攻撃を加える事も出来るし、魔王襲撃以前よりは戦闘の幅が広がっているんだ。近接戦が不慣れなのは変わりないけど、全く出来ない訳じゃない。護身術程度にはなるが、相手の重心を利用した投げ技の精度は凄まじいぞ。



 それと、早く馴染めるようにという理由でちゃん付け呼びするのも変わらない。亡くなった村人全員の誕生日はまだ覚えているし、そういうマメな所は本当に凄いと思う。


 余談だけど私ら姉妹は昔の文化が好きだ。私は酒や歌と躍りに纏わるもの、姉さんは祭りや文学に纏わるものを調べるのが好きなんだよ。亡くなった先祖を供養する習慣や演劇、収穫祭なんかも姉さんが主導で行ってる。昔のお伽噺なんかも翻訳したりしているから、村にある蔵書は殆ど姉さんが作ったようなものだ。

 とは言え、魔物の襲来でかなりの数が失われてしまった。残された断片から再構築させようとしているみたいだけど、その成果は芳しくないらしい。もしも文学的な知識を持っている人が居たら手伝ってくれる助かる。きっと姉さんも喜ぶだろうからさ。



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