あらすじ
──自由である事は、自由であるように呪われている。
この事実に気付いたのは誰であっただろうか。
──
それは地球を荒廃させた始まりの大災厄。
これを境に溢れだしたのは魔物と呼ばれる未知の生命体、そして魔素と呼ばれる特異物質。これらは爆発的な加速度を伴って世界を飲み込み一変させた。
古く寝物語に語られた幻想の住人は血と肉を得て降り立ち人類へと牙を向き、それに抗う為に人類は魔素を扱う術を見出だす。
そして産み出されたのは
いつの日にか亜人種達が魔物に打ち勝ち、再び地上へ戻る事を夢見て旧人類はその身を隠した。
亜人種達は
人口百人にも満たない小さな村で過ごす女性、
それはまるで誰かの記憶を覗き見た様なもの、夢として処理するにはあまりにも陰惨であったそれは先触れだったのかもしれない。
この日を境に動き出した運命の歯車。
突如として崩壊する日常、無慈悲にも奪われた大切な存在。自らの住む世界の残酷さに打ちのめされて傷だらけになった身と心、そこに射し込んだのは一筋の光。
これは手にした奇跡の代価を払う為の旅路。
旅路の果てに何が待っているのか、代価を払い終えた彼女に訪れる運命とは何か。
──可能であれば共に見届けて欲しい。
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