第24話

走って向かう先はもちろん屋上



いた!先輩だ!


《おはよう》


「おはようございます!」


《昨日はどうしたの?急に叫び始めて》


「恥ずかしいんで先輩も忘れて下さい!」


《分かった》



「先輩、、お願いなんですけど、今日、先輩の家に行っていいですか?」




《え?》


「え?」


《は?》


「急にダメですよね、ごめんなさい」


《そういう事じゃなくて、マジで言ってる?》


「はい。」


《でも、なんで急に?》


「うちの両親が今日夜遅くに帰ってくるらしくて、一人で待てるんですけどそれは危ないって言われて先輩の家にいさしてもらいなさいって言われたんです。」


《お、おぉ、僕は全然いいけど茉莉はいいの?》


「全然大丈夫です!」


《じゃあ、いいよ。おいで。》


「ありがとうございます!やっぱり先輩は優しいなぁ」


《じゃあ、一緒に帰って茉莉の必要なものだけ持って僕の家行こう!》


「先輩、、、」


《ん?》


「先輩って、神様ですか?」


《は?》

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