寂しさの中にも愛は必ずあった~愛は温かい~
一ノ瀬 彩音
第1話 壱
貴方との出会いは公園でした。
その日は晴れてて、曇りも少なくて風も心地よくて本当に清々しい気持ちでした。
私が公園の中にあるベンチで座っていると貴方は声をかけてくるのです。
声をかけられた私は驚くのですけれど、それでも貴方は必死に私に語り掛けてくる。
そんな貴方の事が私も好きになってしまうといつの間にか、貴方へ告白している
私ですけれど、私は咄嗟に告白の事を気にしないでと言います。
しかし、貴方は私の告白を受け入れてくれて私もびっくりして驚いているのです。
こんな事ってあるんだなって言うのが本音です。
私と貴方は恋人同士になりますと貴方も腰を下ろしてベンチに座ると
私と貴方は隣同士で座っているのですけど、貴方の顔を見ていると
心臓の鼓動もはやくなってドキドキしているのです。
こんなにも近くで貴方の事を見ていると私は嬉しいのです。
貴方は私とお話していると本当に楽しそうにお話してて、
私もそんな貴方の事が大好きなのです。
私も貴方もお話ばかりしているといつの間にか、夕暮れになってて
時計台を見ると17時を過ぎているのです。
どれだけお話をしていたのかなって思うと私も貴方も
笑うしかありません。
私は腰を上げて立ち上がろうとするとよろめいて貴方は
すぐ様に私の事を支えてくれてたのです。
お互いの視線が合うと惹かれ合ってキスしている2人です。
キスし終わると2人とも照れているのか、お互いの顔を
見る事も出来ずにいるのです。
そこで私は貴方と連絡先を交換するのですけれど、
手と手が触れ合い、お互いに恥ずかしそうにしているのです。
2人は次の約束をすると別れるのですけど、急に寂しさが
出てきてしまって、私はどうしてなのかなって思っているのです。
こんなにも貴方と別れるだけで次に会えるまで寂しくなるなんて
どれだけ寂しがり屋なのかなって思っているのです。
貴方とお話している時は楽しかったし、嬉しかったし、
それに愛というのも感じられた。
寂しいという気持ちもありますけれど、その中にはしっかりと愛を
感じ取れるのです。
貴方と会える約束の日。
私はこの日をどれだけ待ち遠しかったのでしょう。
こんなにも寂しい気持ちがあるのに、会えないというつらさは
本当に苦しかったのです。
貴方と会う私はデートしているのですけど、貴方とのデートは
楽しくて本当に嬉しいのです。
デートしている最中にも貴方は私の事を気遣ってくれたり、
私が行きそうな場所を行ってくれたりと本当に喜ぶのです。
時には人前でもキスしてくるのですけど、恥ずかしいのと嬉しいので
私はどうしていいのかもわからないのです。
ただ言える事は貴方の愛は温かいという事。
こんなに私の事を思ってくれるなんて嬉しいので
私も貴方にキスしているのです。
キスも何度もしているし、デートも何回もしていると
貴方は私に婚約の申し出をしてくるのですけど、
私は断るのです。
断る理由は私自身が大病を抱えているし、いつどうにかなるのかも
わからないのです。
その事はお話してないし、お話するつもりもございません。
私も貴方の事が大好きだからというのもあります。
こんなにも私の事を愛してくれるのはきっと貴方だけでしょう。
今は本当に幸せなのでこの一時を大切にしたいです。
しかしながら、私の身体も限界に来ると救急車で
病院へ搬送されると緊急手術するのですが、
ダメだったようで私の命もここで尽きてしまうのです。
最期に貴方に会いたかったけれど、もう無理なので
さようならです。
貴方と一緒にいれた時間は楽しかったし、
貴方の愛は本当に温かい。
貴方との恋愛は私にとっての幸せでした。
寂しさの中にも愛は必ずあった~愛は温かい~ 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019
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