下らない言葉を並べて自分の人生を顧みるなんてことはしない

時間と言う概念に囚われたまま　

時の重みに潰されていく自分を　何処かで冷静に見つめている

貴方は得たもの全てを捨てられますか　全ての人生を無に帰することが出来ますか

全ては夢であったと笑いたい　全ては夢であったと笑いたい

例え信じていた真実が　夢であったとしてもかまわない

読み終えた本を閉じてしまうように　人生に終わりを感じている自分がいる

枯れてしまった木に残った生命　腐った木は土の養分となり

新しい生命が生まれるお手伝いをする　

人間の肉体も同じこと　しかし人間はそれ以上のことができる

下らない言葉を並べて自分の人生を顧みるなんてことはしない

時間と言う概念に囚われたまま

時の重みに潰されていく自分を　何処かで冷静に見つめている

不自由が自由に姿を変えた瞬間　それは肉体から解き放たれた魂のことだったのだろうか

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