気持ちひとつで/Hope


明日が来ると信じて生きているのか 昨日の自分を信じて生きているのか

未来の見えない恐怖の中 オレたちは歩いている 暗闇の中 暗黒の時代を生きている


さよならを胸に オレたちは仲間に 恋人に 手を振って別れを告げる

いつかまた会えるその日まで 

悲しい気持ちになるのは もう少しあとにしておこう ひとりきりで泣くことはいつでもできるから


沈んでいく夕陽をどんなに追いかけても 決して追いつくことはないだろう

しかし どんな場所に隠れて居たって 空を見上げれば そこに輝いている月からは逃げられない

追いかけることを止めて 足を止めて 後ろを見てごらん 必ず誰かが笑っているから


他人の成功を羨ましがってみても 結局は自分を嫌いになってしまうだけ

他人を認めて 自分を認めて 他人を許して 自分を許して 皆同じ様に生きているだけ


誰一人理解ってくれなくても 自分だけは理解っていてくれる

自分という意識が 他人という存在を生み出しているのなら

自分の世界に存在する自分が 自分の世界を創っているだけ


明日が来ると信じて生きているのか 昨日の自分を信じて生きているのか

未来の見えない恐怖の中 オレたちは歩いている 暗闇の中 暗黒の時代を生きている


いつかそこに太陽の光は差すのだろうか それとも もう光の中を歩いているのだろうか

暗闇の中の光の中 オレたちは歩いている 暗黒の時代と黄金の時代を同時に生きている


翼があればと願うならば 空を飛んでいる姿を想像するならば

人間はなにものにも成れるだろう

未来の見えない恐怖の中 オレたちは歩いている 光の中 黄金の時代を生きている

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