ADHDと自閉型スペクトラムを抱えた欠陥人間の妄想推察

夢遊猫

第1話 コロナウイルス殺人事件に関する考察記述

人類は今まで数え切れない厄災、災害、困難に直面し多くの犠牲と労力を費やし知恵と技術を以て此を打ち破り今日までの未来を勝ち取ってきた。

誰もが手を取り合い支え合い助け合い命を繋ぎ、明日を繋ぎ、歴史を紡ぎ生き抜いていく。

嗚呼。それはなんと眩くも耀かしく素晴らしいことであろうか。人の身の喜びであることか。


────しかし。その災厄の殆どが人間の歴史・営みから生まれた地獄であることを忘れてはならない。人間とは即ち知恵を持つ悪しき獣の名である。


いつの時代も際限なく欲にまみれ、悪意に満ち満ちており、いざとなればどれ程おぞましい選択肢であっても『自分達に都合が良い未来』に至るのであればそれを善しとする恐るべき邪悪。そのどうしようもなく、人として生きる限りは捨て去ることが不可能な『業』こそが人間の証明である。


今回は最近世間を騒がせている『コロナウイルス』に焦点を当ててみよう。前もって言わせてもらうのであれば、此処から先の話は全てが与太話でしかない。


此処から先の話には一切確証も根拠も、ましてや誠実性や道徳などまるで考慮されていない内容となる。だからこそ与太話、馬鹿話なのだ。それを理解した上で読んでほしい。


寧ろ私はそうであることを願っている。こんな馬鹿げた、下らない一般人が描いた妄想が真実で、現実であってほしくない。笑い話で終わればいい。地獄の釜を易々と開けるべきではない、と。


では先ず結論から述べる。


今回の『コロナウイルス騒動』は偶然起きたものではない。明確な殺意、悪意、計画性を以て実行されたものである。


極めて、冷酷で、無差別で、無責任で、無作為な、そして何より広範な『殺人事件』であると少なくとも私はずっと疑っている。


証拠はない。しかし状況や散らばった情報を組み立て仮説を唱えることはできる。


分かりやすい例を挙げるなら『戦争』だ。


戦争が起きれば国が傷つき疲弊し人々は死に絶え物資も枯渇し何もかもが破壊され産み出される犠牲と損失は計り知れない。


しかしその裏で戦闘機、戦艦、ミサイル、核兵器はバンバン売れる。夥しい血が流れ人々が死に絶える中で確実に安全圏にいて、膨大な利益を得て人知れず笑う者が必ず存在する。武器商人や最前線に出張ることもなく安全圏で指揮を執る政治家などが該当するであろう。


誰も彼もが死に絶え物資も経済も混乱し全てが崩壊する未曾有の災害。


人命や経済を守ることも大事だ。治療や復興を行うこと、被害を抑えることも大事だ。


だが。私は政治家でも軍人でも医者でも評論家でも専門家でもない、ただの社会不適合者だ。失敗作だ。人々に忌み嫌われ馬鹿にされ見下された者だ。


数え切れない


悪意を見た。罪を見た。醜さを見た。裏切りを見た。苦痛を味わった。絶望を。嘘を。悪意を。闇を。人間の本性を。


私は少なからず知っている。


だからこそ私は言いたい。何より優先すべきは『誰が一体何のために、こんなことをしでかしたかのか』。それを必ず突き止めなくてはならないと。


──話を戻そう。では『コロナウイルス事件』が起きたとして、『誰が』『何のために』この事件を引き起こしたのか。


やり玉に挙がるのは先ず『中国』だ。


疑う判断材料も幾つかある。動機と言ってもいいかもしれない。では『何のために』?


即ち『ウイルステロ疑惑』。


元よりコロナウイルスはSARSウイルスが元となっていると聞く。そしてSARSウイルスはかつて中国で猛威を奮った。そしてSARSウイルス騒ぎは十年以上も前に鎮静化し忘れ去られた。


だがSARSウイルスが元となっているコロナウイルスはニュースによると中国は武漢の土地の『ウイルス研究所』から流出したと聞いた。違和感はまずそこからだ。


『何のためにわざわざ致死性が極めて高いSARSウイルス』を研究所に保管していたのか。先々で他国に対しウイルステロを起こすための細菌兵器を作ろうとしていたのではないか。


そもそも武漢で感染が広がったのは本当に事故であったのか。武漢の人々を最初からコロナウイルスのデータを取るために利用しようとしたのではないか。寧ろそこから世界中に感染が広がり中国以外の国に人的被害、経済的被害を与えることを計算済みで良しとしたのではないか。


武漢の無実であった感染者の人々が危険を伝えようとしたにも関わらず警察の力でそれを弾圧したのも違和感がある。


台湾から派遣された医療チームも武漢にはまだ隠された秘密があると疑う声もあった。尚且つ中国は北朝鮮と親しい上、アメリカや日本等友好的ではない他国に攻撃を行う動機は十分すぎるほどあるのだ。


加えて、問い詰められたとしても『コロナウイルスはあくまでも自然発生した現象である』と自分達に責任は一切無いと言い逃れも出来る。


更におかしいのがあれだけ広い国土と国民を有している(しかし統率はまるで取れていない)にも関わらず中国本土では特効薬もないのに感染が異様なまでに早く収まった。


つまり、中国は何らかの形で最初からコロナウイルスに対する『有効な手札』を持っていたのではないか?コロナウイルスを最も研究し詳しかった中国であればワクチンを持っていても不思議ではない。それを秘密裏に中国国土だけに散布すれば感染が急激に収まったのも納得がいく。必要なだけの被害を与えたと判断したか或いは必要なだけのサンプルデータを回収し終えて計画を止めることにしたのか。


中国本土でも死亡者や感染者は出たが『ウイルス実験』がそもそもの目的であるならば計画の発案者からしてみれば自国の国民だろうと他国の国民だろうと初めから人として見ていないのだから問題ないと判断した可能性すらあり得る。


更に直近のニュースを見ると現在の中国はコロナウイルス騒ぎにより中国国そのものが利潤を得ているとの発表もあった。また、一切非公開の謎の賄賂を手渡したことでWHO機関に守ってもらっているとも。コロナウイルス騒ぎで得た利潤を秘密裏にWHOに横流ししたか、或いはコロナウイルスを細菌兵器として用いる方法を教えたか、はたまたそれよりも遥かに利益を生む『手土産』を渡してWHOを味方につけているとすれば辻褄が合う。


WHOは世界中の人々の幸福と安全を守るべき機関、その立場でありながら中国が行った世界中を対象とした『コロナウイルス無差別大量殺人計画』を容認したことにもなる。いわば加担者、共犯者だ。


かつてこれほど大量の犠牲者を生み出しおぞましい悪意と狂気と欲望にまみれた卑劣かつ残忍な殺人事件があっただろうか。


これは人類史に名を刻む『最大級にして最悪の殺人事件』であると。私は推察する。提唱する。警鐘を鳴らす。


『あり得ない可能性を全て排除し尽くした果てに残る真実は、例えそれがどれ程あり得ない可能性であっても覆せない真実となる』。


……と。長々と語ったものの。私はあくまでもただの一般人。何の根拠も確証もないこれはただの妄想だ。私自身は底辺も底辺の失敗作のような人間だ。別にとりたてて中国人が憎いわけでもないし、私は毎日それなりに満足がいく生活が出来ればまぁそれでいい。世界の行く末も。人々の営みも。私には凡そ関心がなく関係がなく興味もない。


昔どこかで見たウイルスパニックホラー映画を題材にしてコロナウイルスに関する私なりの陳腐で妄想劇を書き綴ったのであった。


完。

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