人物紹介・用語解説 3

 長谷川高介はせがわこうすけ


 45歳。身長178センチ。中肉中背。

 探理官たんりかん。 探理局I県支部捜査部次長。


 娘である穂波ほなみが魔法犯罪に巻き込まれ、それに対抗した覚醒者かくせいしゃの暴走によって障害をもったことで、覚醒者を恨む気持ちから精神に魔が生まれる。


 世界夜セカイヤでは彩の挑発を受け、半魔半夜獣はんまはんやじゅうの姿になった。


 彩に桃福弾とうふくだんを撃たれたことと、娘が心を取り戻し元気になったことで、覚醒者に対する憎悪は消えた。






 長谷川穂波はせがわほなみ


 24歳。身長155センチ。スレンダー。

 大学中退。探理官補佐。

 高介の娘。


 友人とともに街で買い物を楽しんでいた際、闇ブローカーの違法所持魔獣が暴れ出し、襲われる。

 その友人が命の危機から魔法が覚醒し、その力で魔獣を仕留めたものの、力を抑えきれず暴走。

 左の手足を切断され、左目を失明。さらに美しかった白い肌も赤黒く醜いものになってしまった。


 その絶望から心を閉ざし、自宅マンションでひっそり暮らしていたが、彩が桃福弾を撃ったことで希望を見出し、心を取り戻した。


 さらに治癒能力者として覚醒し、肌の色も元通りになった。

 現在はその力を活かし、義手義足を着け、探理官補佐として活動。






 覚醒者かくせいしゃ


 生命の危機などをきっかけに、魔法や異能の力に目覚めた者の総称。

 それまでは特別な力を持たず、普通に暮らしていた。






 魔獣まじゅう


 本作において魔獣は、魔力をもって魔法のようなことを発動できるけもののことをさす。


 使役できればペット感覚で扱えるものの、強力な武器を所持しているのと変わらないため、犯罪に使われるとして探理局で管理されている。


 ただし、魔法によって生み出されたり、異界から召喚されることもあるので管理には限界があり、実際は犯罪が起きて現場を抑える場合が多い。

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