楓と、デート

夏休みも、終盤。旅行の時、約束した、3人とのデート。その1人目は、楓だ。楓とのデートの待ち合わせは、家から1駅離れた、駅で待ち合わせだ。改札を出ると、そこには、楓がいた。

「お待たせ。またせたか?」

「いえ、私も今来たばかりですから。」

「どこ行くかは、楓が決めるって言ってたけど、どこ行くんだ?」

「簡単に読書カフェに行ったり、色々みたり、したいかなと。最初は、私達の引き合わせた、本に関する所で、読書カフェへ行って、本について語り合いたいなって。」

「最近、本読んでないけどいいか?」

「大丈夫ですよ。太郎君となら。」



読書カフェは、飲み物を飲みながら、そこの店にある本を読めるカフェだ。

「これは、面白いかったですよ。主人公が、ヒロインのために旅に出るとこは、泣けました。」

「こっちも面白いかったぞ。」

2人で語っているうちに、昼になったので、そのまま、カフェでご飯を食べた。

「では次に、私、ゲームセンターに行ってみたいんです。」

「行ったことないのか?」

「はい、なので行ってみたいなと。あと、中学の頃、皆さんがプリクラを撮っていたのを見て、とりないなぁって。」


ゲームセンターに、行くと楓の目がキラキラしていた。

「可愛い人形や、お菓子が沢山ですね。」

「まぁ、取らないともらえないけどなぁ。」

「それよりも、プリクラやってみたいです。」

「はいよ。」

2人でプリクラを撮った。撮り終わったあとの、落書きは時間いっぱいつかった。

そのあとも、ゲームセンターを沢山回った。クレーンゲームをしたり、コインゲームをした。楽しい時間は、あっという間に過ぎた。


帰り道、夜景の見える橋の上。楓は、立ち止まった。


「太郎君、私は、あの中学の時、図書館で初めて喋った時から、私は、あなたの事が気になり始めました。そして、高校生になって、勇気を出してまた喋り始めて、、、私は、あの時から、太郎君が好きです。付き合って下さい。」

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