第15話 からみ餅

 なかなかお菓子を作る暇がないので、今回は番外編。

 からみ餅。大根の辛みがたまらないアレです。餅も大根も、季節を考えずに手に入れられる時代。食欲がそれほど湧かない夏のお昼にも、これならなんとなく食べてしまう。我が家流のからみ餅を紹介しますね。

 あ、今回の分量はすべて適当なので、敢えて書かずにおきますね。お好みでどうぞ。


 市販の切り餅を茹でて柔らかくします。そのままの大きさでも、半分や一口サイズにしてもいい。

 ごまを軽く炒ります。市販の炒りごまでも、フライパンで軽く炒ってあげると香ばしい香りが立ちますね。

 ごまを大きめのすり鉢に移し、すります。体重をかける勢いで力強くすると、油が出て重いペースト状に。すりこぎが少し浮き気味、ごまに軽く当たるくらいに軽くすると、油がにじみ出ないのでふわふわに。これは好みもありますので、いろいろ試してみられると面白いかもしれません。

 すったごまに青のりを適当に混ぜ合わせます。


 大根をすりおろします。根に近いほうは辛く、葉に近いほうは甘いです。どちらを使うかはお好みで。


 すりおろした大根を、すり鉢に投入。よく混ぜます。

 そこに砂糖と醤油を加えて味を整えます。我が家は辛いものが苦手な家族が多いので、少し甘めに仕上げますね。


 最後に、茹でて柔らかくなったお餅を投入。しっかり和えればできあがり。

 少し甘めのからみ餅、さっぱりもちもち、胃にも優しく美味ですよ。喉にお餅を詰まらせないよう、よく噛んで召し上がれ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る