第14話 憧れのこと。

みんなある程度、平等な人間的のスペックはあると思う。

思い思いのスペックを持ち合わせてそれがまた、いい環境になることもある。


それ以上のスペックを持ち合わせている人を『憧れ』てしまうのだろうなとも思うけれど、そんな自分ですらも他の方から『憧れ』られているのかもしれないと思うと、それはそれで面白いことだなと思ったわけでございます。


小さい頃はどんな職業に就きたいかなど、そのころのお友達と多いに語っておりました。ちなみに私はお花屋さん、お友達はケーキ屋さん、そして、もう一人のお友達は本屋さんでした。


お花屋さんになぜ憧れたのかというと、お花畑の写真を母が大事そうに見ていたことや、母がなんとなく活けた花瓶の花を見て、その魅力に吸い込まれたのです。

きれいなお花に囲まれて、働きたいと思ったのかそれとも囲まれたかっただけなのか当時の自分を思い出すことはできませんが、きっとお花が好きなのはそのころから今に至ります。


話を戻しますが、『憧れ』とは理想とする物事に強く心を惹かれることという風な意味合いを持ちます。

では自分の理想像は何か?

そこで出てくるのが『憧れ』の存在であったり、『憧れ』のルーティーンであったりするのですが、そのことについて、自分でいろいろと頭の整理をするためにノートに書きだしました。

詳しい内容は伏せさせていただきますが、本当にかけ離れたというか、今の自分では到底難しいものがほとんどで肩を落とすような思いがしました。


ですが、そこを目指すだけでそこに近づけることができる、そうすると、どんどん自分が理想に近づいてくるのです。

『憧れ』だったことや、ものが。

『現実』として、自分の思うように結果としてあるとしたら、それは幸せなことであり、自分の理想をはるかに超えることもあるわけです。


『憧れ』と、似たようなものですが、『羨ましく思う』こと。

この、『羨ましく思う』ことというのが、悪い方向にいくと、『嫉妬』になります。

これはとても残念なことです。

『憧れ』は素直な自分の気持ちですが、『嫉妬』は少し、曲がった感情になり、自分をコントロールできなくなるものでもあるのです。

『憧れ』はきれいです。

『嫉妬』は書いて字のごとく、妬み、嫉みです。

妬みからは何も生まれません。

ですが、『憧れ』からは希望が生まれます。

その違いをきちんと理解し、生きていくことに『憧れ』の気持ちで自分を向上させること・・・

そこに、また生きがいを感じていけるのです。



『憧れ』とは生きがいをみつけるもの、私の心の中ではそういう意味合いとしてこれからもいろんなものに『憧れ』て、そして、向上したいと願っていこうと思いました。






更新は不定期なり・・・。


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