第8話 友達とのこと

私には、数少ない友達がいてくれてるのですが、そのことについて。


友達って本来、「お友達になってね」と言ってなるものなのか。

それとも、知らず知らずのうちに親しくなり、友達になるのか。

そんな、線引きのようなことを考えておりました。

この現代社会においては、SNSのみの交流も盛んだと耳にします。

私にはその、SNSにおいての交流も大切だと思っていることも前置きとして、書いておきます。SNSは顔が見えないから、誹謗や中傷などもあります。

それで心を壊してしまった方もたくさん見てきています。

だからこそ、SNSをとおしての交流で、親しくなったとしてもSNSどまり、その世界でのお友達と区切りをつけることがあります。そこには顔色をうかがうことはありませんし、言葉一つ、気を付けようとします。

そういう意味では、実際のリアルの友達や知人に対しての気遣いの勉強にもなると思うので、SNSでの交流は全否定はしません。

事件に発展するような交流だけは無くなってほしいなと切実に思います。


話は戻りますが、友達って、本当に、どうやってできたのだろうと考えました。

かけがえのない、いろんなことを、共有する間柄でもあり、いつからか家族のように思ったりすることもあったり・・・。

お友達になりましょうといってお友達になるのって、保育園のときからのお友達かな、あとは、自然と親しくなって、いつも一緒にいるようになり、いろんな時をすごして、一緒に泣いたり笑ったり、しながら過ごしてきました。

いつしかそれがかけがえのない、本当の自分を出せるような、仲になれるのだから不思議です。

早くに結婚して、ママになったお友達、自分の道を見つけて上京したお友達、距離があるのになぜか会わなくとも心の通うお友達。

人数ではなく、質だと思います。

学生時代は、人数にこだわる時期もありました。

でも、今思うのは、本当に間違ったことは指摘してくれてよかったことは本当に自分のことのように喜んでくれて・・・。

そんな人が自分にひとりでもいること。

それがすごく嬉しくて、宝物でもあるわけです。


最近、お友達と食事に行ったのですが、感染症対策もされていたため静かに食事をし、静かに帰りました、でも一緒に過ごした時間はとても楽しかったです。

食事も特別お高いお店には行きません。

ごちそうを頂きにいくのではなく、目的はお互いの近況をたくさん話すこと・・・。

静かに、たくさん話してきました。

今は本当に、大変な時期になり、会うことは難しいかもしれませんが、それでも仲良くできるのは本当の「お友達」なんだろうなと、感謝する毎日です。



いつか、この事態が落ち着いたら、健康になったら、

いっぱい出かけたいなと思いつつ、毎日を楽しみに生きております。




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