LIFE is NATURAL!!

ひよらん。

第1話 お腹が空くこと。

食べることが誰しも、嫌いってわけではないと思います。

私は一度、病気の治療で投薬治療をしていたので、その副作用で劇的な食欲を手に入れ、ぶくぶくと、あっという間に身長に見合わない体重へと、のぼりつめたことがあります。

体に合わない体重となると、歩くだけで踵が痛くなったり、動くことがいちいち面倒になったりもします。

だからといって、特別なものを食べていたわけではないのですが、振り返ってみると、良質なものを食べるということがあまりなく、手軽であり、簡単に作れる、買える、そんなものばかりを食べていたと思います。

それが、体には無駄なもの、つまりはぜい肉と呼ばれるものとなり、脂肪がたまる。

これは本当に悪循環。

動くのが面倒、食べる、もう体重増加不健康キャンペーンみたいなものですよ。


そして、後にも先にも最後だと思われる決死のダイエットを開始しました。

まずは何にしろ、体を動かすこと。

歩くことを始めました。片道1時間。

休憩しながら、とくに姿勢がどうのとかそういうのを考えることもなく、歩いて、疲れたら適当に休んで、それを2週間続けてみました。

心が折れそうな時はここで引き返したら一生後悔するんじゃないかと、奮い立たせるおまじない。

その時のメンタルはいかほどか強かったように思います。

そして、食事は、一日1食。

夜に家族と食事を囲み、食事中ではありますが話に夢中になることが多くなってきて、自然と食事の量が減り、スイーツまでも入るようなお腹ではなくなってきました。

そうなると、体がますます軽くなり、動くこともスムーズになってきて。

すると、それも手伝ってか、ますます歩いたり、家でできるエクササイズやストレッチをするようになり、するすると、体重が落ちていきました。

2週間で、10キロの減量です。

あまり体にはいい方法ではなかったのですが、この時学んだのは、お腹がすくという感覚。

わりと、3食とおやつの時間・・・なんてやってたら、お腹がすいてるかどうかより、時間だから食べようという意識の方が多かったりしたことで、今必要じゃないエネルギーまでも摂取していたことに気づいたのです。

きちんと、

「ぐぅ」

と、なってから食べるようにしました。

もっと言えば、お腹が空いて、食事量や質の改善までやっていたら不健康なダイエットにならなかったと思います。

幸い、ダイエットをしたことで、体のどこかに病気がでてくることはなかったのですが、筋肉をしっかりつけて、代謝をもっとあげておけばよかったかなと、思いました。

お腹がすくということは、エネルギーチャージの合図。

お腹がすくという感覚は実はとても大事なんだなと思うのです。

健康に、自然に生きていきたいなら、自分の体のサインも見逃さないようにしないとですね。




梅雨が明けるまでもう少しかかるようです。





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