第20話 請求の趣旨拡張(減縮)の申立て

 これは、要するに損害賠償などの金額を上げたり下げたりすることです。

 この裁判では、結局やっとこさ50万円になった次第。

 で、印紙代は5000円。

 あと、切手代がどれだけってことになるが、まあ、約1万円行くか行かないか。

 それで、半年近く、相手を締め上げるための手が打てるわけですから、安いものです。


 こういう発想というのも、正直いかがなものかとは思うけどね。


 ちなみにこの申立て、裁判が係属している間は、いつでもできます。

 ただし、相手方には「特別送達」で行きます。

 戦略的に使おうと思うと、結構、使えるものです。

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