第13話
第11の書板の後編
『さてそこにエンリルがやって来て
船を見るとエンリルは腹を立てた
イギギ(天の神々・・・天)の神々に対して心は怒りで満たされた
"生き物が助かったというのか。一人も生きてはならなかったのに"
ニヌルタは口を開いて勇ましきエンリルに言った
"エア以外のだれがそんなことをたくらもう
エアだけがすべてを知っているのだから"
エアは口を開いて勇ましきエンリルに言った
"神々の師匠である君が
なぜ考えなしに洪水を起こしたのだ
罪ある者には彼の罪を、恥ある者には彼の恥を
だが彼の命が断たれぬよう寛大たれ。
彼が逐われぬよう がまんせよ
洪水を起こすかわりに人間を減らすよう
ライオンを立ち上がれせはよかったのに
洪水を起こすかわりに人間を減らすよう
狼を立ち上がれせばよかったのに
洪水を起こすかわりに国土が・・・するよう
飢餓を起こせばよかったのに
洪水を起こすかわりに
人間を打つためにイルラ(ペスト伝染病)を立ち上がられせればよかったのに
大いなる神々の秘密を明らかにしたのは私ではない
アトラハシス(賢き者 ウトナピシュティムの呼び名)に夢を見せたら、彼は神々の秘密をききわけたのだ
さて今や彼のために助言をしてやるべきだ』
アルマゲドン
ただ殲滅させない寛容さを示す
エア
今まで文章の流れから女性だあろうと推測される
それに対してエンリルは男性を感じさせる
マリアさまに抱かれしキリスト
アルテミス
アマテラスと私にはイメージ重なる
愛とは何か
禍事とはなんなのか?
大いなる神々の秘密は洪水のことだけなのか?
正方形
の六面体 キューブ
ピタゴラス?
余白の意味なのか
ハムラビ法典のような
禍事に対して容赦なく
その代償を全てに支払わせる
エンリル
それに対して寛容さを示す
エア
殲滅を行わない エア
私は母のような愛情を感じてしまう
宙空 真空化
それぞれの繋がり
強さ 愛情によって
領域が異なる
繋がるコアの大きさは愛の大きさに起因している気がする
復活するキリスト
彼を思う想いがキセキをうむ
第11の書板のつづき
『そこでエンリルは船のなかへ入って行った
私の手を取って私を乗船させた
私の妻を乗船させ、私のかたわらにひざまづかせた
祝福するために私たちのあいだに入り私の額に触れた
「これまでウトナピシュティムは人間でしかなかった
今よりウトナピシュティムとその妻は我ら神々のごとくなれ
ウトナピシュティムは遥かなる地、川々の河口に住まわせた
「だが、だれがお前のために神々を集いに呼び寄せるのか
お前の求める生命をお前は見つけるか
起きて六日と六晩眠らずにいてみよ」
彼(ギルガメッシュ)が両足の間に座ると
眠りが雲のように彼の上にある漂った』
この詩の中で神はどんな存在なんだろうと私は思ってしまう。そして少しづつ今まで持っていた概念すら崩壊し始めている。
神は絶対のものではなく
連動しているように思えてしまう
もちろんひととだ
作用反作用の法則
人の行いに対して動きがある。神の存在
絶対的な善ではなく。全く間違いを起こさない存在ではなく語られている
ギルガメッシュ叙事詩の中の神という存在
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