侵食
心と体がバラバラに切り離される感触に
身を委ね、決断の日を待つ
それは徐々に
徐々に
ゆっくりと
心身を蝕み
破壊し
心と
体の
断絶を目論む
これから逃れる術はないのだろうか
これを克服する術はないのだろうか
ただ、ただ、、、
破壊されることを待つしかないのだろうか・・・
もう嫌だ
痛い思いをするのは
心が
体が
泣く日々に
戻るのはもう嫌だ
早く
一秒でも早く
この苦痛から逃れたい
彼らと同じように
周りの人と同じように
怯えて暮らす日常から
離れ
笑顔で暮らしたい・・・
モノを壊す日々から逃げ出したい
抜け出した・・・
でも
闇が
囁くんだ
【もっともっと破壊しろ、壊せ。そして全てを開放せよ】・・・と
今は只タダ、
その声が聞こえないように耳を押さえるしかない・・・
そしてまた、声がささやき
体が浸食されていく.・・・
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