1. 小学生時代
小学校5年生までは普通の生活を送っていた。友達も沢山いた。
それは突然の出来事だった。
小学校6年生に上がりクラス替えもあり私は2組になった。
今まで普通に仲良くしてくれてた友達が突然私を避けるようになった。何かしたかな…とか色々考えた。
でも思いあたる節はない。
でもある日、学校の教室でゆっくり本を読んでいたら周りでコソコソ何か話してるのが聞こえてきた。
耳を傾けると
「あいつの近くに行ったらバイ菌が着くから近づかない方がいいよ。」
「そうだね。」
ショックだった。私はバイ菌じゃないしその人に何かした記憶もなかったからだ。
最初は耐えれていた。そうやって避ける人もいたが仲良くしてくれる子もいたからだ。
だけどそうやって思ってたのは私だけだった。
ある日その子が陰で私の悪口を言ってるのを耳にしたから。それを聞いた時、流石にショックだった。
担任の先生にも相談をした。だけど担任の先生は
「その位、自分で解決しなさい。」
と言って話を聞いてくれなかったのだ。
担任にまで裏切られて私は小学校が嫌いになった。
でもめげずに学校には通い続けた。
それは親にいじめの事を相談が出来なかったから。
心配をかけたくなくて黙っていた。
多分親は私のいじめの事は薄々気付いてたと思う。でも何も言って来なかった。
それから1年後、私はいじめが無くなることなく小学校を卒業した。
小学校の友達がいなくても中学校に上がったは沢山作るからいいやと思っていた。
それは違ったのだ。
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